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「北斎~富士を超えて」於:あべのハルカス美術館

大英博物館国際共同プロジェクトと銘打たれた北斎展。
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夏にロンドンの大英博物館で開催された「北斎展」の展示がそのまま、あべのハルカスへ…なんでしょうか。
百貨店に併設の商業ビル内の美術展。
さほどの展示数を期待せずに見に行ったんだけど、
なんと、なんと200点以上(会期途中で入れ替えあり)の展示。

何も申しますまい。

北斎!

ただ、ただ
北斎!

10時に入って、
たっぷり2時間。
もう一巡して、
会場を出たのは2時半ごろ。
それからランチ。

疲れたっていう感覚より、
良かった!っていう感覚の方が大きくって、
どんだけの充実感か!

北斎の絵から放たれる、あるいは北斎その人が放つ生命力ともいうべきエネルギーでしょうか。
北斎という人の、情愛、懐の広さでしょうか。

気がつけば4時間も!って
それほど見るものを惹きつける北斎。

とどめは出口近くに展示された「男波」と「女波」二つの怒涛図。
まさに宇宙。
生命そのものを感じさせる。


今回の展示でとりわけ気に入ったのは
2枚の鍾馗図
もともとは中国の神様。
魔除けに鍾馗像が屋根におかれているのも日本ではよく見かけるが、風貌や外観は三国志や水滸伝にも通じるものがある。
でも北斎が描いた鍾馗さんは
どこやらヨーロッパ中世の騎士を感じさせるような…

この鍾馗図だけでも
北斎という一人の絵師の、規制の概念に捉われない、強烈な個性、豊かな想像力を感じる。
この鍾馗図いただけるなら、我が家に飾って毎朝毎晩拝みたいほど。


鍾馗さんの図お借りしました。
このお二方。
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この北斎展で、この連休、どれほどの充実感でもって過ごせたことか!


月末が来月初めにもう一度観に行く予定。


Machi。






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by machiiihi | 2017-10-10 10:59 | 展覧会
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