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マチの、映画と日々のよしなしごと

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今日のランチ

いつものお店でいつものランチ。
でも月曜日と水曜日はランチはお休み。
数量限定に加え、最近は新参者が増えて、
どうかすると「すみません。売り切れました。」ってことも。
だから頑張って早足でお店に向う。


久々に撮ってみる。
さっき食べてきたお昼ご飯。
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美味しく食べて、身体もあったまって、
ぴゅんぴゅん吹く風にも負けるもんかで事務所に戻ってきました。


Machi。

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by machiiihi | 2017-03-09 14:24 | お気に入り

六田知弘さんの写真展

奈良の御所(ごせ)市にて
場所は赤塚邸。
築3,4百年になる個人宅にて開催。

赤塚邸。
私のランチ友達つながりの友だちYURIちゃんのご実家。
大阪に住んでいる彼女だけれど、亡くなったお父さんのご実家。
今は誰も住んでおらず、彼女が維持管理のために定期的に訪れている。
家のお守りだけでも大変よねっていう話題も何度か。

そんな彼女から、昨年、「来年やけど御所市の主催でうちの家を使って写真展してくらはるねんて。掃除しにいく甲斐もあるわ。そんな形で使ってもらえたら嬉しいわぁ。」って。
良かったこと。


六田さんは奈良・御所市出身のカメラマン。
生れ育った御所を撮った写真展「宇宙のかけら」

六田さん、東洋陶磁美術館で開催中の「水仙盆」の写真撮影を手がけられていたんですね。
図録集って、特に絵画展の場合はそうなんだけど、実際の色彩や彩度と比べるとぐっと精度が落ちて、買い求める気が失せるのだけれど、この水仙盆に関しては即購入。
雨過天青と称される、透明感のある青、そして艶感、磁器の柔らかな感覚までも捉えた画像に、迷うことなく買い求めたもの。
    
     →東洋陶磁美術館 
    

YURIちゃんとこの赤塚邸と、
京阪電車・なにわ橋駅B1のアートエリアで、

先日7日に大阪会場で六田さんや御所市の方たちも来られての内覧展があって、ちょっと立ち寄ってみました。
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YURIちゃんちでは、これとは全く違って、古民家の風情を生かした設えの写真展だとか。
春分の日の連休に御所の方の写真展に行く予定。
楽しみです。

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そうそう、この時の会場には御所市のゴセンちゃんもPRに来てました。
頭の緑は葛城山と金剛山だって。
注連飾りには一つだけお願い事をすると叶うんだとか。


Machi。



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by machiiihi | 2017-03-08 13:15 | 展覧会

映画「お嬢さん」

思いっきりネタバレ

原題は「아가씨(アガシ)」…若い女性に対して使われる総称としてのお嬢さん。
そして英語タイトルは「侍女」を意味する「TheHandmaiden」。
そして邦題は曖昧に「お嬢さん」
タイトルも意味深な……

そしてこの映画。
R18指定ということもあってか、
「解禁された過激すぎる予告動画に話題騒然」とか、「狂おしい官能と欲望の罠。究極の騙し合い」とか「パク・チャヌク監督最新作にして衝撃作」とかとか、あれこれと煽ること。
こういう煽りは話半分と見ておきましょう。


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パク・チャヌク監督が描きたかったのは、
秀子とソッキがやってのける脱出劇じゃないかな。
時代は大日本帝国占領下の20世紀の朝鮮だけど、
これは21世紀版「テルマ&ルイーズ」(199年公開のアメリカ映画を持ち出すなんて古過ぎかしら?…笑)

映画「テルマ&ルイーズ」の二人は追い詰められ手に手をとって断崖に向かって死のダイブ
リアルタイムで劇場でこの映画を見ていた私は、20世紀の女たちはこんな形でしか自らを解放できないのかしらと、男が描いた女の映画に無性に腹が立って、以来この映画は私の中ではお蔵入り。


しかし、21世紀になってパク・チャヌクが仕掛けた本作。
秀子とソッキは、
歴史の表舞台で彼らが脈々と築き上げてきた手垢に塗れ爛れきった欲望にしがみつく男たちを尻目に、
したたかに、しなやかに、歪められ抑えられ続けてきた世界から自らを解き放つ。
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一糸まとわぬ姿で愛を確かめ合う秀子とソッキ。
それは秀子にとって伯父によって強いられ続けてた自身を剥ぎ取った姿。
生まれたままの姿であることに意味がある(と思います)。



秀子を演じたキム・ミニは170cmで手足の長いモデルスタイル。
侍女ソッキ役の新人女優も同じ身長くらいでしょうか。
スレンダーな肢体の二人が全裸で絡むシーン、二人の肢体の美しさを見せるこの構図はエロチックで肉感的では決してなくって、女の渡しにとってはむしろ美しい。


彼女たちが生き生きと際立ってくるのと対象的に、
男二人はくすんでいく。
最後は地下室で煙にくすぶって息絶える。 


してやったっり!
解放感にあふれた喜びを全身であらわすかのような、二人が全裸で見せる愛の交歓シーンもまた美しい。


詐欺師の伯爵によって嬢様を騙す為に侍女として差し向けられたソッキ。
しかしソッキの本当の役割は、牢獄のようなこの屋敷から脱出する為の秀子の身代わり。
仕掛けたのは伯爵と称する詐欺師。

二人が互いの愛に目覚めた時から、物語は原作をはなれ、映画的(といっていいでしょう)な展開を見せる。
この展開は原作以上に面白い。

しかし、しかし、
騙してるはずが騙されている。
そんな展開も原作同様に面白いのだけれど、
いかんせん145分は長すぎる。
それぞれの視点で語るという展開もどうかすると冗長すぎる。
小説ならいざ知らず映画の語りの巧みさを見せて欲しかったところ。
30分、いや10分でも短くまとめて欲しかったところでもある。


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19世紀のロンドンを舞台にしたサラ・ウォーターズの「荊の城」を原作に、舞台を第二次大戦終了まで35年間続いた日本統治下の朝鮮に置き換えた本作。
秀子という存在、彼女が置かれた境遇はそんな時代の朝鮮そのものともいえないだろうか。
そして終盤の爽快なまでの彼女たちがやってのけた爽やかで痛快なまでの逃亡劇。

出演者が話すセリフの半分は日本語で占められている。
決して流暢とは言えない彼らが話す日本語のセリフ。
日本語で語るということ、それ自体にもパク・チャヌクが本作で意図したことだろう。

こんな風に読み取るのは決して穿った見方ではないでしょう。


しかし、韓国の女優たちってほとんどが170cmのスレンダーな体型は、羨ましいくらいに美しい。
秀子を演じたキム・ミニ。
宮部みゆき原作の韓国映画「火車HELPLESS」を見たときは、変った顔の女優だな、いわゆる美人ではないけれど、ファムファタール的な役を演じきれる女優だなという印象を持った。
私のイメージは気位の高い野良猫。

そんなキム・ミニとは違って、ソッキを演じたキム・テリは、どちらかというと国民的美少女といった容貌
ネコよりも犬タイプ、かな。
今回の役はオーディションで1/1500の競争率で選ばれたとか。


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この映画、好き嫌いの評価が分かれるかもしれない作品かも。
私は尺の長さは横に置いて、
女優二人の脱ぎっぷりの良さも加算して彼女たちあっての本作。
高評価です。

輝いてた女優二人に乾杯で
★4つ★★★★☆


マチ








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by machiiihi | 2017-03-06 11:10 | 映画