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マチの、映画と日々のよしなしごと

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映画「デジャブ」

テレビドラマ「PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット」のジム・カヴィーゼルが良くって、彼の出演作で観てないものが気になる。

まずは観た作品をピックアップすると
「マイ・プライベート・アイダホ」(1991年)★
「G.I.ジェーン」(1997年) ★
「シン・レッド・ライン」(1998年)
「楽園をください」(1999年) ★
「オーロラの彼方へ」(2000年)
「ペイ・フォワード 可能の王国」(2000年)★
「モンテ・クリスト伯」(2002年)
「パッション」(2004年)  
「unknown アンノウン」(2006年)

★は出てた~?って記憶にない作品。「マイ・プライベート・アイダホ」ではどんな顔して出てたのか気になるから、元気な時にどっかで見直すつもり。


観てない作品で監督トニー・スコット、製作ジェリー・ブラッカイマーでデンゼル・ワシントン主演の「デジャブ」(2006年)が、お家シネマで楽しめそうとセレクト。


内容は……
爆破テロによって500人以上の犠牲者を出したフェリー事故を防ぐべく、政府が極秘に開発した、現在から「4日と6時間前」の映像をリアルタイムで再生すること(しか)ができる「タイム・ウィンドウ」と呼ばれる監視システムの映像装置によって、デンゼル・ワシントン扮するATF捜査官ダグ・カーリンが活躍するというサスペンス・アクションもの。そこに、爆破前に犯人によって殺された一人の女性も救うというラブ・ストーリーもスウィートに絡ませている。

現在の時間軸に居ながら、ヘルメットに取り付けられたタイム・ウィンドウなる映像装置によって過去の時間を観ることができるというもので、ウィンドウによって高速道路を走る犯人を特定できたダグが、四角いウィンドウを見ながら、現在の時間の中で過去の時間の犯人を追跡するという、そういう仕掛けがこの映画のミソなんでしょう。


けど……
監督・脚本クリストファー・ノーラン、原案ジョナサン・ノーラン(「PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット」の原案、製作総指揮も彼)、ガイ・ピアース主演の「メメント」(2000年)や、「メメント」の原点ともいえる、そして「メメント」よりもスリリングな、クリストファー・ノーラン製作・監督・脚本・編集・撮影で彼の監督デビュー作でもある「フォローイング」を知ってしまったら、本作のミソも新鮮味はないし、逆に「メメント」や「フォローイング」を見てたから本作の二つの時間軸同時進行の本作もすんなり観れたのかも。


それで……
ジム・カヴィーゼルの役は、デンゼル・ワシントンが必死で追跡する爆弾犯。愛憎表裏一体で、自分の愛国心が受け入れられなかったために復讐心を燃やすに至った男。
そんな顔してる本作のジム・カヴィーゼル。
思いつめたら一途の、そんな役がこの顔に、この目には似合っているんでしょうね。
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で……
あらまぁ、ずいぶんとでぶっと太ってしまってのFBI捜査官役のヴァル・キルマー。
ヴァル・キルマーのファンでは毛頭ないけれど、「ドアーズ」のジム・モリソンを演じただけに行く末が気になるだけ。画像は座っているからまだマシに見えるけれど、デンゼル・ワシントンと並んでコート姿の彼が立つと歩くと雪ダルマみたいで、おい・おい太りすぎだろうと思わず声をかけたくなったほど。
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これで終わりの映画「デジャブ」感想でした。


Machi。
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# by machiiihi | 2013-11-08 00:00 | 映画

天極堂の葛湯

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4つお土産にもらった2つMachiさんにあげるんよ、って言って
甘いもん好き繋がりのKyororinがくれたもの。
奈良吉野本葛の天極堂さんの葛湯。

早速に家に帰って主婦する前のほっと一息に生姜の葛湯をふうふうしながらすする。
おろしたての生姜!の風味と葛のまろやかな風味がほどよくって美味しゅうございました011.gif


株式会社うどんや風一夜薬本舗の生姜湯よりも、こっちの天極堂のおろし生姜の葛湯の方が美味しい。

小さい頃、冬になると、おばあちゃんが良く作ってくれた、葛湯などという上等なものでなくって、片栗粉に砂糖をいれて熱湯を注いで最後に生姜の絞り汁を垂らしてかき混ぜかき混ぜして、
ふうふういいながらスプーンですくった温かいの、思い出すなぁ。

そんなゆったりとした時間って(私だけかな)なくなったなぁと思いながら葛湯をすする。




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汁粉は明日会社に持っていって三時のおやつにと思っていたけど、夜の甘いもんを一寸になっててしまった。
さらさらとした甘さが上品で、葛の風味も感じられて、これはこれは美味しゅうございました。


でも、食生活でこういうのって良くないんだってね。先日、なんの番組だったか忘れたけど、たしか、アルツハイマーや認知症予防のためには食事の順序が大事だとか。
肥満や糖尿描予防にも通じることだけど、血糖値を下げることがポイントで、そのためには野菜から食べること。
それから空腹時の甘いものも血糖値を上げるのでご法度。


ということは、

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仕事が終る頃、携帯電話の着信音が明るく♪♪♪♪♪
「Machiさん! わ・た・し!お客様から美味しいのお土産にもらったから、あなたの分とってあるから帰りにお茶しにおいでね~。待ってるね~」に続いて、どんな美味しいかを嬉しそうに説明してくれるKyororinの声。
 それに反応して「行く!行く!」と二つ返事で途中下車して彼女のギャラリーまでいそいそと。
彼女が入れてくれたあったかお煎茶飲みながら、美味しい甘いもんに二人してニタニタと幸せ感じる。

こういうのって一番良くないってこと! って分かってるけど、ほっと寛ぎで美味しいんよね。
でも、こうやって面と向かってテレビの向うから言われると、若い時ならいざ知らず、美容よりも健康大事のお年頃になってくると反省。
甘いもんも心して、と思っていた矢先のKyororinからの葛湯のおすそ分け。
やっぱり美味しいものは美味しい。美味しいと感じられるのが健康の証……と開き直る。


奈良に行ったら買ってきてあげるね~♪
 お願いね~♪

今日も幸せを感じるわたし016.gif


Machi。

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# by machiiihi | 2013-11-07 13:13 | 美味しいもの

映画「恋するリベラーチェ」

マイケル・ダグラスって、
最近は映画の話題より癌を患っているとか、夫婦別居報道だとかの私的なニュースが多い彼だが、そのマイケル・ダグラスの本作での演技はお見事。
まさにリベラーチェその人。
ステージでのパフォーマンスから、私生活での立ち居振る舞い、喋り方、仕草。果ては鬘を取ったてっぺんつるつる頭で、「誰にも言わないでね」としなを作る素振りに至るまで、頭のてっぺんからつま先に至るまで、マイケル・ダグラスを微塵も感じさせない、見事にリベラーチェその人。
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リベラーチェの愛人スコットを演じたマット・デイモンも熱演。
ただ。、マットの中にちょっと恥ずかしさを感じたのは、ゲイ役の彼にどうも居心地の悪さを覚える、観ている私のほうが恥ずかしかったから?
セレブ専門のオネエ系整形外科医を演じたロブ・ロウなんかもすっかりはまっていて、ロブ・ロウがもうちょい若ければ、あんなスキャンダルを起こさなかったら、マット・デイモンが演じたスコット役って、案外と彼が似合っていたかもって思うほど。
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そんな出演俳優たちの熱演は良かったけれど、
はてさて、ソダーバーグはこの映画で何を描きたかったん?
どうも焦点がぼやけて曖昧な………
でも、まっ、いっか。ラストシーンが良かったから。
リベラーチェ演じるマイケル・ダグラスが満面の笑みを浮かべ宙吊りでみせてくれたし。

最近ではカミングアウトする俳優も出てきているし、最近ではジョディ・フォスターがゴールデン・グローブ賞授賞式で同性愛者であることをカミングアウトし、会場からは拍手が起こったが、今も尚、リベラーチェが同性愛者であることをひた隠し、エイズであると世間に公表されることを怖れた頃と、ほとんど何も変わっていないのかしらね。
「トラフィック」(2000年)撮影中にマイケル・ダグラスに本作の企画を話し、彼と契約をしたけれど、スタジオ側が同性愛すぎると難色を示して資金調達が難航、ようやくに引き受け手が決まったのが2012年で10年経ってから。2300万ドルの予算で約30日間の撮影だったとか。



ソダーバーグはこの作品を最後にしばらく映画監督の仕事を休業するとか。
「オーシャンズ11」観た時にソダーバーグどうしたの? なんか切れ味がなくったみたいで変じゃない?って思った。ゲバラを描いた2部作観ても、やっぱり変だよソダーバーグって思った。本当は何を撮りたいのって思えるほど、どうしたのかな。
私的には、「KAFKA/迷宮の悪夢」(1991年)や低予算映画「Bubble/バブル」(2005年)のような作品をもっと撮って欲しいナァとと思うところではあるが。


こんな風に書いていると、エンディング映像と、それと重なってリベラーチェが語り続ける愛のメッセージが、ソダーバーグと重なり合うなぁ………なんて気分になってしまう。
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本作の大阪での上映はたった2館だけ。それも映画館が集中するキタではなくってミナミと、あと一つは中心部から外れた映画館。
彼の長編監督デビューとなった「セックスと嘘とビデオテープ」を劇場公開時に観た時は、おおっ!と思っただけに、監督業休業前の作品上映にしてはちょっと寂しいなぁ。

Machi。
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# by machiiihi | 2013-11-07 00:00 | 映画

映画「42~世界を変えた男~」

原題:42
2013年/128分
監督:ブライアン・ヘルゲランド



「野球がしたい。それだけなんだ。野球を愛してるんだ。」というこの一点にドラマが昇華し、このとってもシンプルで明るくポジティブなメッセージがアメリカ映画らしいなって思う。
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史上初の黒人メジャーリーガーとして幾多の差別を乗り越え、野球界の新たな1ページを切り開いた伝説のプレイヤー、ジャッキー・ロビンソンの不屈の人生を描いた作品だけど、彼が味わった人種差別の苦難を、「おしん」みたいに、これでもか、これでもかといわんばかりに描かれた映画ではないところが、これぞアメリカ映画って思う。

アメリカにおける人種差別を語る上で忘れてはいけないキング牧師。そのキング牧師が暗殺されたのは1968年。
その20年以上前、第二次大戦後のアメリカ野球界で、登録選手が全て白人というアメリカ野球界にあって、黒人のジャッキーが受ける差別の嵐がどれほどのものかは想像を超えるほど凄まじいものだっただろう。
その彼に「右の頬を打たれたら左の頬を差し出せ。イエス・キリストになれるか。耐える勇気を持てるか。」とリッキーを鼓舞し、メジャーのグラウンドに立たせ、彼を擁護し続けたブルックリン・ドジャース(ロサンゼルス・ドジャースの前身)のGMブランチ・リッキーを演じたハリソン・フォードが実にいい味を出している。

久々に、シンプルな爽やかさと後味すっきりの映画をみせてもらった「42 世界を変えた男」

42っていう数字はジャッキー・ロビンソンの背番号で、現在では草野球チームに至るまでアメリカ野球の全球団の永久欠番になっていることがまた凄い。
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ジャッキーが入団した当時、白人と同じグラウンドに立つことを拒まれ、チーム内でも彼と同じシャワーを使うことを拒まれ、リッキーから彼のスポークスマンを要請された黒人記者は記者席には座れず、三塁柄スタンドでタイプを打ち続けていた。
それから半世紀以上たった今、21世紀の今も、世界陸上でもオリンピックといった世界の桧舞台の水泳競技では未だ黒人選手は見ていない。
そう思うのは穿った見方だろうか。


Machi。
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# by machiiihi | 2013-11-06 00:00 | 映画

ジム・カヴィーゼル

ジム・カヴィーゼルってこんなに素敵だったのねぇ。

「PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット」の話。
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米国CBS製作のテレビドラマ。
製作総指揮はJ・J・エイブラムス、ジョナサン・ノーランほか。
ニューヨーク市の凶悪犯罪を防止するために奔走する謎の億万長者(マイケル・エマーソン)と、彼によって雇われた元CIAエージェント(ジム・カヴィーゼル)の活躍を描くクライム・サスペンス。<ウィキペディアより>


元米国陸軍特殊部隊の兵士で、公式には中国で任務中に死亡したとされるCIA工作員というのが彼が演じるジョン・リース。

シーズン1と2が終り、もっかシーズン3待ちで、AXNでシリーズ1から再放送されているので、前回放送時は他のと重なって優先順位からスルーしたエピソードもあったけど、今回は録画して月から金まで毎日見ている。目下、ウィークデーの夜の、私のお楽しみウキウキタイム。


ジム・カヴィーゼルって、初めての主役作品「シン・レッド・ライン」(1998年)や「モンテ・クリスト伯」(2002年)、「パッション」(2004年)などでは、主役の割には華がなく、寂しげというか地味というか目立たない。「モンテクリスト伯」に続いての「パッション」でも髭ぼうぼうで、こんなイメージが焼きついたせいもあるンでしょうけど。
「モンテクリスト伯」の時なんかは、牢獄から脱出しモンテクリスト伯と名乗る紳士となっても、地味さが目立って、このドラマでも登場は髭ぼうぼうでホームレス同然の姿には、やっぱりと思わず笑った。
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これは「パッション」でイエス・キリストを演じたジム・カヴィーゼル。


それが、髭ぼうぼうのホームレスから一転、スーツ姿の男、時にはライダージャケット姿で、犯罪現場に現れたり、犯罪を未然に阻止したりと活躍するジム・カヴィーゼルがなかなかに素敵で、恋人を失った悲しみを胸の奥深くに隠し、時として彼の瞳に漂う哀愁の色がまた良くって、こんな素敵な目をしてた?って再発見。
40歳を過ぎて地味さが渋さに変りつつあるジム・カヴィーゼル。
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彼のフィルモグラフィをみると「 マイ・プライベート・アイダホ」(1991年)にも出てたとは。キアヌやリヴァー・フェニックスがたむろしていたあの場所に彼もいたのかしら。こんど見る機会があれば確かめよう。それから「 楽園をください」(1999年)「ペイ・フォワード 可能の王国」(2000年)も出てたけど記憶にないなぁ。「オーロラの彼方へ」(2000年)は無線機を通して死んだ父親と交信するという物語で、ずっと無線交信していたから覚えているけれど、結構地味な映画。

「シン・レッド・ライン」もテレンス・マリック作品ということで注目したけれど、主役の彼にはそれほど注目しなかったし、「モンテクリスト伯」も「シン・レッド・ライン」あの彼っていうほどの印象で、「パッション」でようやく印象づけられたけど、その後も「unknown/アンノウン」もさほどの映画でもなかった。
このドラマ「PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット」で見事に蘇生?
組織に裏切られ、愛する女性を失い、生きる目的を見失った孤独な男が、犯罪を未然に阻止するという闘いに、再び生きる意味を見出す、過去を持つ男ジョン・リースは彼にはぴったりの役どころ。


レギュラー陣も個性がはっきりしていてキレがいい。
ハロルド・フィンチ(マイケル・エマーソン)
天才プログラマーにして、謎の大富豪。テロの脅威から国を守るため、政府から極秘に依頼された巨大な監視システム(通称"マシン")の開発者。マシンに作られたバックドアから情報を得て、一般の人々が犯罪に巻き込まれるのを防ぐために、ジョン・リースをスカウト。
物語が進むにしたがって、ともに孤独な二人の間に強い信頼の絆が生まれていく過程もいい感じで見せてくれるドラマ。
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彼ら二人の強い協力者となっていく正義感の塊ともいえるカーター刑事(タラジ・P・ヘンソン)と、元悪徳警官で、ある事件からジョンに協力させられる羽目になるが、次第に改心していくファスコ刑事(ケビン・チャップマン)
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Machi。
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# by machiiihi | 2013-11-05 06:00 | ステキ!

映画「クイックシルバー」

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先日記事アップした、ニューヨークのメッセンジャーを描いた劇場未公開の「プレミア・ラッシュ」を観て、そうそうと、この映画を思い出して録画リストから引っ張り出す。


オープニング映像と自転車シーンはカッコいいけど、それ以外のドラマは言ってみれば80年代の青春映画で、今となれば自転車登場以外の、(どうでもいいような)ドラマ部分はカットして観たいと思うほど。

………………………………………………………
自転車と青春というテーマでは、ピーター・イェーツ監督の「ヤング・ゼネレーション(原題:Breaking Away)」(1979年)がいい。大学へも行かず自分の目的を模索する4人の若者、彼ら自身のドラマに応援したくなる。
録画してないから観るのは又の機会に。
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…………………………………………………………


QUICKSILVER
1985年


やり手の若手証券ディーラー、ジャック・ケイシーは、大勝負に出たその日、ツキに見放され一日で全財産を失った。失意の中であてもなく街をさまようジャックの目に飛び込んできたショーウインドウの中の一台の自転車。
彼は人生をゼロからやり直すべく、メッセンジャー会社「クイックシルバー」で、自転車で街中を疾走する。生き馬の目を抜くような証券業界とは無縁の新鮮な日々だった……。(allcinemaより)

当時20代のジャック役のケヴィン・ベーコンのライダーぶりもなかなか決まっているし、なかなかの自転車テクニックを見せている。
劇中でメッセンジャーたちがそれぞれの技を披露しあうシーンなんかは最高。
もしかして監督のトム・ドネリーってかなりの自転車好き?!って思える映像満載の本作。
当時はラリー・フィッシュバーンと言っていたローレンス・フィッシュバーンもメッセンジャーで、彼とケヴィンの二人がスピードを競い合い、車が行き交うニューヨークの摩天楼街を疾走するシーンなんかもスリリング。
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自転車好きではないけれど、自転車にはちょっとした執着がある。
2歳上の兄がいた。
一人息子で大事な大事な跡取り息子。
中学生になったら、かっこいいサイクリング車を買ってもらった。
変速ギアがいくつもあって細身のフレームで、私らが乗っている自転車とは段違いのカッコいいやつ。
女の子の私らには買って貰えるはずがない。
羨ましくって、憎らしくって兄貴がいない間に乗り回しては、よく喧嘩したものだ。
乗っている姿も、アップした画像みたいにカッコいいもの。

まぁ私はそこまでで、兄はやっぱり自転車が好きなんだろう。
高校時代も学期休みになると分解した自転車を入れた袋をかついで日本のあちこちサイクリングツアーをし、大学時代も自転車もって下宿した。いい年になった今も、ピンク色のサイクルウェアーなんか着て、パーツにも拘って、あちこち走り、年賀状もそんな写真入り。娘がそれ見て「アンタのお兄さん、気が若いわネェ~」って一言。
アンタって私のこと?

だからか今も自転車を扱った映画なんかには興味ありで観てしまう。
「小説家を見つけたら」で、ショーン・コネリーが自転車乗る姿もかっこよかった。

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Machi。
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# by machiiihi | 2013-11-04 00:00 | 徒然に

他愛もない……

昨日まで夏、急に季節が変り朝夕が寒くなってきたこの頃。
中は薄着で上からコートやジャケットというのがもっぱら。
コートの類はブラッシングだけで、汚さない限りは滅多にクリーニングには出さない。
まだ、まだ、もう少し着るかも……と、部屋のハンガースタンドに掛けたままで次の季節を迎えるのも毎年のこと。

そんなコートに手を通して、ポケットに手を突っ込むと……

一つのコートからは黒飴が2つ。
きっと、誰かからもらってそのままポケットに入れたまま。

一つのコートには100円玉と10円玉が一つずつ。
390円で何買ったのかな~?
たまに500円玉が手のひらから現れるとヤッタ~と思う。
半分に折った千円札をつかんだ時は、それはそれは大吉もの。

他愛もない去年のかけら。
恋の欠片か、夢の欠片か、思い出の一つぐらいは欲しいけど、それはドラマか小説の世界で、現実はこんな他愛もなく小さな嬉しさ。
そんな嬉しさにMorningSmileで去年の黒飴を口に入れると甘くて美味しかった。

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カウネットのおまけ。ビニル袋にまとめて机の引き出しに。捨てればいいのに、とりあえずと取っているとたまってきてなんだか捨てにくい。
お菓子の空き箱とか、ラッピングの可愛いリボンとか、他愛もないものだけど、ついとっておきたくなる。


Machi。
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# by machiiihi | 2013-11-03 09:06 | 徒然に

庭仕事

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庭仕事というほどのガーデナーではないけれど、暑さが遠のき落葉の季節。
寒くなる前に、鉢から庭に植替えしたり、伸びすぎた蔦や枝葉を整理したりと、晴れた週末ともなるとゴム長靴履いて、TUBTRUGSのゴムバケツに、大きなスコップと剪定はさみと熊手と竹箒持っての庭仕事を半日(いや、2時間)ばかり頑張る。
それ以上は無理。

台風も去った先週の土曜日も、映画に行くぞ、2本観るぞって思っていたのに、朝にちょっと庭で花がらを整理していたら、ちょっとこの鉢だけでも今の間に地植えって思ってやりだしたら、ついでにこれもとなって、そうこうしている間に、菜園にこられた方とお喋りしてたら、すっかり地面に落ち着いてしまって午前の半日が過ぎてしまった。
朝から体力使った(ほとんど使い果たした)昼から映画に行っても、絶対に映画館のシートに座ったら寝てしまいそうな予感が大。
結局、家で録画作品を観ることに。

私事以外の雑用もアレコレ増えて最近はこんなパターンが多くって、週末=CinemaDayの図式も崩れてきた。
だから家で観る映画と、これは映画館に行くって映画をセレクトする。
最近は映画館に行って観たいと思う映画が少ないからか、お蔭で週末のお庭仕事にも精が出る。
観たい映画があれば、優先順位は庭よりも映画なんですけどね。


11月入ってのこの3連休はいかが過ごしましょうか。


Machi。
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# by machiiihi | 2013-11-02 07:00 | 徒然に

るー君の小さなレストラン

るー君が一人で切り盛りしている小さなフレンチ・レストラン。
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天満橋の中の一角、文字通り角っこにある、カウンターとテーブルが一つ、7人入れるかなってくらいの小さなレストラン。
でもお味は★★★。
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るー君一人で頑張ってます。

12月になったら(ずいぶん先…だけど最近やたら月日の経つのが速いのなんのって)、6人女子会でクリスマス・パーティをする予定。
お料理はその時にゆっくり紹介。

本当は、食べるのと、お喋りに夢中で、食べている途中で、あっ写真撮ってない!って気がつくか、最初は撮っていても途中から忘れてしまうかで、写真なしはいつものこと。この日も3人で行って分けっこしながら食べてたんだけど……。写真は最後に食べた仔羊のロティ トマトソースだけ。ちなみに、この仔羊メニューは前菜盛り合わせとサラダがセットで1800円。
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……………………………………………………………
le・roux(ル・ルー)
大阪市北区天満2-7-6 天満橋双葉プラザ1F
TEL 06-6881-1740
営業時間 17時〜2時
定休日 水曜日

……………………………………………………………
*名前の最後の「る」から、友人たちが彼のことを「るー」って呼んでいたんだって。


Machi。
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# by machiiihi | 2013-11-01 00:00 | 美味しいもの

映画「危険なプロット」

久しぶり!って思うフランソワ・オゾン作品。
「しあわせの雨傘」「Rickyリッキー」、それから「三大映画祭週間2012」の特別上映で一般公開されなかった「ムースの隠遁」(WOWOWにて鑑賞)以来。
公開されてからずっと週末には行けなかったので、久々に仕事帰りの映画鑑賞。

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高校の国語(フランス語)教師をしているジェルマン。
「週末の出来事」をテーマに作文の宿題を出すも、学校の制服みたいにどれもこれも同じようにやる気のない生徒たちの作文添削にうんざりする中に、異彩を放つ作文を発見。
同級生ラファに近づき彼の家を覗き見的に綴ったクロードという生徒の作文。
妻のジャンヌは悪趣味だわと詰るけれど、作文の最後の「続く」の言葉にそそられ、興味深々は隠せない。ラファの両親を見たさで、運営を任されている画廊の作品展の案内状を夫妻に送る始末。「作文のイメージとはちょっと違うわね。」と覗き見趣味全開。

ジェルマンもクロードの文章の上から目線の皮肉な視線を注意するも、彼の中にきらりと光る原石に、作家になれなかった己の夢を託すが如く、小説の書き方について放課後の個人指導に熱意を燃やし、クロードの綴るラファ家の世界に入れあげる。
クロードもジェルマンの指導に刺激され、ラファの家に更に更に深く入り込み、観察者の立場から彼自身が主体となっていく。
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ジェルマンとクロード、教師と生徒という関係を外れ二人の間に生まれていく奇妙な共犯関係。
現実を見失い虚構が暴走する。……見失っていくのはジェルマンの方か!
そして虚実混在の、観るものを惑わせるのは「スイミング・プール」のラストでも観る者をアッと言わせたオゾンの十八番。


観ている間はそれなりに面白かったけど、タイトルとは裏腹の、案外と平凡な作品だった。
際どさや危うさの毒気がなかったからかしら、素敵なラストシーンもさほど胸に響いてこなかった今回のオゾン作品「危険なプロット」。
オゾンの作品にはいつも新鮮な発見があったのだけれど、今回は今までのオゾン作品のあれこれ焼き直しに終始しただけみたい……な印象。


内容は、ミイラ取りがミイラになっちゃった、その挙句の果てが……と言ってしまえば実も蓋もないけれどね。

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ラファの母親役にエマニュエル・セニエ、ジェルマンの妻ジャンヌにクリスティン・スコット・トーマスとオゾン作品には初めての顔ぶれ。
ジェルマン役のファブリス・ルキーニもオゾン作品には確か初めて。
思うに、ロメール作品でお馴染みのファブリス・ルキーニって、やっぱりオゾンよりもエリック・ロメール作品のあの雰囲気の方がお似合いじゃないかな。エマニュエル・セニエの個性を引き出すところまではいかず、クリスティン・スコット・トーマスの演技もちょっと浮いていたような気がするなぁ。
そして主役に抜擢されたエルンスト・ウンハウアーも、美形でいい眼をしていたけど何かを感じさせる所までは至らなかったかな。


作品についてはパゾリーニの「テオレマ」が引合いに出されてるようだけど、「テオレマ」のテレンス・スタンプのあの雰囲気が一つあれば、映像が緊張感でどれほど引き締まったことでしょう。


映画観ながら、これは舞台で演じたらきっと面白い作品だろうなって思ってたら、原作はフアン・マヨルガ戯曲の舞台劇。


文芸春秋のシネマチャートを見たら、翻訳家の芝山幹郎氏が「セリーヌの本で頭を殴るな。」と書かれていて、そのせいか氏の本作評価は★★だった(笑)。
ジャンヌがジェルマンを殴った本のタイトルが何だったのか気になるなぁ。字幕では「ルイ=フェルディナン・セリーヌ」とだけあって、タイトルまでは出てなかった。時間があればもう一度見にいって確かめよ。わかるかな?


それよりも……
ロビーで開場を待っている間、私の後ろに座っていた中年カップル。
女性のほうが男性に「この映画『ベニスに死す』みたいな、そんな映画らしいって」って話していた。
「おい、おい、誰に聞いたか、何で読んだか、どう勘違いしてるか知らないけれど、設定は似てなくもないけれど『ベニスに死す』のイメージでオゾンを観たらどうなるか知らんよ~。」って思わず突っ込みいれたくなったけど、黙って背中で聞いていた。はてさて、このカップルの見終わった後の感想を聞きたかったわぁ。

「スイミング・プール」
「しあわせの雨傘」「Rickyリッキー」


Machi。
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# by machiiihi | 2013-10-31 00:00 | 映画