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マチの、映画と日々のよしなしごと

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柿と薔薇と映画と…

天気予報では週末から寒くなる、なるって言われていたけど、良く晴れて、お日様ぽかぽかのいい天気。
そんな週末の土曜日は朝からよく頑張った。

まずは柿編……

夫の柿取りにお付き合い。
様子見の1回目、そしてご近所や知人に配って手元に何も残らなかった2回目、そしてこの日が3回目で、鳥たちの分を残して最後の収穫。
一度に取ればいいのに、まだ早いって言い張ってきかないの。そういう時は頑固な上司に接するみたいに「はい、はい、はい」と言っておく。
要らぬところで抵抗しても疲れるし、お互いに老い先短いんだから~仲良くしましょ♪
でも、あちこちに又おすそ分けして、今は我が家分として竹篭に1/3ほど残っただけ。
たくさん取り込んでも食べきれないし、美味しいものはおいしい間にみんなとが一番。
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竹篭とTUBTRUGSのMサイズ(26リットル容量)それぞれに一杯。
竹篭は義父母がずっと使っていたもの。
丈夫です。
TUBTRUGSの方は昨年の収穫時に夫と息子がそれぞれ持ち手を持ったらぶっち切れた。
今回は底から持ち上げて抱えて運んだけど、竹篭のほうは普通に持ち手をもってもびくともしない。


そして、そして薔薇編……

一段落したところに、待ちに待った薔薇の到着。
いつもお世話になっているヤマトのお兄ちゃんにも柿をおすそ分け。彼は若いのに、とってもよく気がついて、いつも元気で、気持ちのいい子。

届いた苗木は思っていた以上に立派で、私の肩辺りまでの高さのしっかりした苗木。
当初予定していたアナベルの横に植えるにはとっても窮屈そう。
初めて我が家に来た子だから、もっと日差しを一杯浴びて伸びやかにつるを伸ばしてあげたいと、庭植えの場所を変更。
健やかに育つんだよ~。

まだ咲いてないからラベルでご紹介。
ピエール・ドゥ・ロンサール。
つる性の薔薇。
こんなに素敵に咲いてくれるかしら?
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刺が少ないといっても鉢から抜く時は軍手していてもイテッ!
上から引っこ抜こうと屈んだら、苗木が背中に当たってイテッ!
地面に寝かせてようやく引っこ抜く。
バケツ1杯分の穴を掘り、一緒に買った培養土と元肥を混ぜ合わせて(松雄園芸の元肥は肥料ヤケしないから土と混ぜてもOKなんだって)、テープを外してフェンスに茎を固定させ、薔薇の庭植え一先ず終了。
月に数回の消毒が必要ってラベルに記載。
刺にイテッとなりながら、消毒もマメにしないといけないから、だから余計に咲いた時の歓びは一入なんでしょうねぇ、薔薇って。
手の掛かる子ほど可愛いって言うものねぇ。
薔薇好きの友人からは、働いている間は買った1本だけで我慢しておくのよ。
いいっ?! 分かった?!
薔薇は美しいし、ハマルのよ。
私がそうだからよく分かるのよ。
でもね、とにかく世話が掛かるのよ。
今はこれだけで我慢するのよ。いいっ、分かった?!
ってきつ~く、きつ~く忠告アドバイスしてくれてる言葉を、一先ず、しっかと胸に刻んでおきましょう(笑)。


当初、この子を植えようと思っていたところは、来年、挿し木してここを一面アナベル畑にしましょうと決めた(うまく挿し木が成功したら…だけど)。
薔薇とアナベルの開花時期が重なった頃はどんなに素敵でしょう!
アナベルの挿し木は来年だから、こんな光景が見られそうになるのは数年先だけど……。


次に映画……

お日様ぽかぽかの中での肉体労働は疲れた~。
お腹すいた~。
昨日デパ地下で買った乾燥蜆スープの素にお湯入れて、冷凍していたお餅を焼いて入れて、底腹が納まったところで、映画館へ。
午後からはゆっくりと、と思ったけれど年末年始にかけて、これは!って思う映画が何本か。
年末になるとまたまたコブ付き娘がやってくるから、映画公開スケジュールを週末で着実に消化していかないと、地団駄踏むことになるから~いそいそと映画館へ♪。

映画のことは次にて。

では、では映画に行ってきま~す!

Machi。
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# by machiiihi | 2013-12-08 10:00 |

育て方じゃなくって、やっぱりDNA?

夫と娘をみていると育て方じゃなくってDNAねぇとつくづく思う。

夫が単身赴任生活に入ったのが、娘が生後6ヶ月から。
その娘が結婚した後に、夫が単身赴任生活から我が家にご帰還。
だからほとんど夫の影響は受けてはいないはずなんだけど……。

小さい頃から大きくなってからも、娘が起きたベッドを見ると掛け布団が下にずり落ちている。
布団をガバッと手と足で払いのけてベッドから下りるみたい。
出張中の夫の部屋の雨戸を開けに部屋に入ると、ベッドの上の掛け布団はガバッとそのまま壁際に寄せられている。
壁がなかったら娘のみたいに、きっとずり落ちてるだろう。

夫の嗜好はお子ちゃま。
私と息子はフランスパンとかクロワッサンとかシンプルなのが好きなのに、娘一人が違っていて菓子パン大好き。チョコレートコーティングしてナッツなんか散りばめたアイスクリームが大好き。小学校の4年生頃からかな、ある日バナナ!って言い出して、ジューサーに牛乳とバナナを入れて毎朝バナナジュースを、これだけは自分でつくって飲んでいた。バナナって我が家では買って常備してなかったのに。
菓子パンとバナナって私とは違うこんな嗜好はどこから?………って、はたと気がついた!
あいつの嗜好。

父親と娘。
離れ離れの二人なのに、嗜好のこの見事な一致。

ちりめん山椒がダメなのも夫と娘。
そして大阪名物といわれる551の豚まんも、私、子供の頃から苦手だった。
小籠包は好きなんだけど、分厚い皮の、中味がもたっとしている551の豚まんはダメ。
でも子供の頃の娘は大好物で、夫の母も大好きで、いっつも出かけたお土産にもらうんだけど、娘は嬉々として食べていた。
夫が好きかどうかは、デパートに行けばみんな行列並んで買っているけど、私は買って帰ったことがないから分からない。

子供の頃、娘が言うには「私、上等なお上品なのは口に合わないの♪」って(笑)
        
私の実家から私それから息子へと受け継がれた食のDNAと、夫の母から夫、そして娘へと受け継がれたこの嗜好。
同じ食べ物で育てているのに、真っ二つに分かれている。
      ……最近は娘の嗜好も私に近づきつつあるんですけどね。
旅行に行っても、いっつも、記念撮影用に丸くくりぬかれた穴から顔出すのが好きな娘。そしておチビちゃん。USJに行ってもおチビちゃんとこんなことしてる娘。おチビちゃんの嗜好はどうなんだろう?
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でも、こってり系はダメなのは家族共通でそれでうまく保たれてるんだろう。
焼肉(最近は行かないけど)に行っても、4人で注文するのは牛タンとロースだけ。
凸と凹と±……そんなんでそれなりに円くなっているんだろう。


夫のベッドを直しながら思う、育て方よりDNAよねぇ~。

Machi。
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# by machiiihi | 2013-12-06 10:38 | 徒然に

映画「サイド・バイ・サイド~フィルムからデジタルシネマへ」

昨年末から今春にかけてゆっくり映画を見る余裕がなくって、見れなかった作品も多かった。
そんな作品もWOWOWで放映されるのが嬉しい。
ドキュメンタリー作品の本作も興味あったけど映画館へは行けなかった一つ。

なんとキアヌ・リーブスが製作で、フィルムとデジタルが共存する映画界の今を、キアヌのインタビューに答えるという形で、映画監督や撮影監督、俳優達が語っている。
キアヌって、無精ひげで公園のベンチでワインボトル抱えて一人寂しく座っているだけじゃ~なかったんだ~(笑)


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フィルムからデジタルへ
フィルム撮影の、柔らかく厚みのある質感、情感のようなものが失われたような……
その反面、デジタル映像だからこその映像にも大いに楽しませてもらっている。

最近の公開映画をみていると、映像に広がりが感じられなくって、スクリーンの大きさに負けてるなって思うものも少なくない。スクリーンで見たときはスカスカに感じられたのが、テレビで観るとちょうどいい緊迫感で見れる。

逆に、かつてのフィルム撮影の映画などテレビで放映されているのを観ると、どうも無理やり押し込められたような窮屈さが感じられ、それが劇場スクリーンで見ると、映像がのびやかにスクリーンの枠からさらに広がりをみせている。

フィルムとデジタルがサイド・バイ・サイドで存在する今の時代。
フィルム撮影の映画を見て育ち、そしてデジタル撮影の作品も見ているからこその私の素朴な疑問。
そういう点では本作はとっても面白い企画。
映画監督、撮影監督、映画編集者、機材メーカーなどなど、映画製作に関わる人々が、フィルムとデジタルのそれぞれのメリットとデメリット、そして映画の今と未来にまで話は及ぶ。


銀幕と呼ばれたフィルムの時代の映画。
フィルム1巻きで撮影できるのはたった9~10分。
フィルムを取り替えて、また撮影開始。
この盛り上がった状態で…って監督が思っても、10分毎に中断される。
デジタル撮影では時間を気にせずに撮り続けられる。
フィルムが回る音にとても緊張感があったという俳優もいるし、集中の限界があるという俳優もいれば、マルコヴィッチのように舞台出身だから、途中でなんども中断されるのは好きじゃないという俳優もいる。

映像に広がりが感じられないと私が思うのは、デジタル撮影だとモニター画面でチェックしてるのも影響してるんだろうな。
観客が見るのはこの画面よりも1000倍以上の大きさのスクリーンで観ることを忘れちゃいけないってクリストファー・ノーランはじめ幾人かの監督が指摘していた。
反面、その場で確認できる利点もある。ただ俳優によっては小さいモニター画面で自分の演技をチェックして、演技がオーバーになる場合もあるよと指摘する監督もいる。

デジタル撮影によって、特別な人のものだった映画制作が大衆化した環境の中で、子供たちから審美眼が養われる機会が失われていくという鋭い指摘もある。
クリストファー・ノーラン監督も、デジタルを評価する一方、デジタル映像で得られる可能性は魅力的だが、内容がない。焼きたてのクッキーは柔らかくておいしいが、時間がたつと不味くて食べられないと厳しい。
ソダーバーグなどは、フィルム映像はずれるし汚い、シャープなのはデジタルだ。デジタルがいい!って言い切る。

かつて、シネマテーク・フランセーズ創設者のアンリ・ワングロワが、私財をなげうって映画フィルムを捜し求め、戦前の貴重なフィルムを戦火から守ったのは数十年前のこと。そんなラングロワが収集したフィルムを見て若い映画人達が育っていった。
そんな時代がはるか遠い時代のようにも思えてくる。
フィルムさえ残されていればいつでも再生できたフィルム映像。


映像は保存できても再生できないという笑い話にもならないデジタルの現状。
デジタルの保存方法が見つかっておらず、再生機器も一緒に保存しなければならないという。
しかし、デジタル化は進んでいくだろう。
失われていくものと、得られる可能性。
フィルムは残るという意見と無くなるという意見。残ってもフィルム撮影は特別なものになるだろうという意見もある。
フィルムというアナログとデジタル。
サイド・バイ・サイドの中で、フィルム映像の美しさにより近づくために、さらにフィルム映像を超える更なる映像の可能性を求めて、映画人たちは、それぞれが求めるべき映像を生みだすために映画制作の方法と可能性、方向を模索しているというのが現状だろう。

必要だと思えば人間は必ず見出すはずよと、ラナ&アンディ・ウォシャウスキーはなかなかに潔い。

そして、制作の方法が変っても、物語を語る意義は決して失われない。ストーリーテーリングは人間の営みだから、という言葉はそれぞれ共通の思いだろう。

だからこそ、ジョージ・ルーカスのように「業界を破壊する悪魔の化身」と罵られても、デジタルに映画の未来をかけるもののいれば、フィルム映像に拘り続けるものもいる。自由に解放された映像をデジタルに見出すものもいる。

配給システムも大きく変っていくだろう。
劇場で公開されるまでには、莫大な資金を要する映画業界は内側から変革を求められていくだろう。

けれど、少なくとも私が生きている間は、映画館という場所は私だけの特別な場所であって欲しい。
「カイロの紫のバラ」のミア・ファローのように。
「ニュー・シネマ・パラダイス」のトト少年のように、巨匠と呼ばれる映画監督になっても、スクリーンの映像まえではワクワクした少年の頃にもどれるように。

映画人たちが語るフィルムとデジタル。
そして映画の未来。
とっても面白く興味深い作品だった。
映画ファン必見!


公式サイト「サイド・バイ・サイド」


Machi。

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# by machiiihi | 2013-12-04 10:27 | 映画

晩秋の京都……ちょっと一言

週末に京都に行ったら、ランチはここに、って決めていたところ。
古い洋館をそのままカフェレストランにしたところで、学生時代、お金があまりなかったから、しょっちゅうは無理だけど、ちょっとオシャレな気分でピッツァやパスタを食べに行った所。
店のサイトみると、私が知っている時よりも、ちょっと観光客受けするような明るい雰囲気になっていたのが気になったけど、どんなかな?って入ってみた。

やっぱり年月がたつと変るのねぇ。
洋館や庭の維持管理も大変なんだろうけどね………
スタッフの接客はとっても良かったんだけどね………

ピッツァのマルゲリータを注文したけど、まぁ普通に美味しかったのはいいんだけど、好みとしてはバジリコけちらないで欲しいナァ。トマトの角切り乗っかってるのはいいけど、このお値段だったらトマトソースで勝負して欲しいナァ。

あと
セットメニューでコーヒーがついていたんだけど、フレッシュがポーション入りのやつで出てきたから、
あっ、これはもうダメ!って思った。
セットメニューだったからかも知れないけどね。
出てきたケーキも堅くって……。
どうしてこんなに堅くなるんだろう。きっと、ずっと冷凍してたんだと思うな。冷たかったし。
コーヒーカップもねぇ、センスが感じられないなぁ。

数十年ぶりに行って、どこにもお店のこだわりが見つけられなかったのって寂しいなぁ。
外観は古い洋館だから、それだけでもカッコついているけど。
もう2度と行くことはないでしょう。
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洋館の裏。竹林の向うにみえる紅葉は隣接の白沙村荘のかしらね。
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この近くのうどん処「おめん」も学生時代に、普通のおうどんよりもちょっと高めだったけどよく行った所。銀閣寺店だけではなくって四条や高台寺にもお店をだして、けっこう繁盛しているけど……
やっぱりここも、銀閣寺のお店には行かないでおこう。


18歳から22歳までの多感な4年間を過ごした京都の街だから余計に思いいれもあるんだろう。
京都に行って、変らないもの、変らない空気を見つけるとホッとする。

Machi。
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# by machiiihi | 2013-12-03 12:16 | 旅・外出

2013年 晩秋の京都

11月最後の週末。
京都駅から市バスに乗って、銀閣寺道で降りて、哲学の道をずっと歩き、南禅寺横にある 無鄰菴(むりんあん)で、縁側に座り遠く東山を眺め、お庭の風情を楽しみながら一休み。

哲学の道。
南禅寺付近から慈照寺(銀閣寺)までの小道。
哲学者の西田幾多郎がこの道を散策しながら思索にふけったことからこの名がついたと言われる小道。
晩秋の哲学の道。
緑の中の紅葉が素敵でした。

哲学の道  疏水に映った紅葉を撮ったつもりなんですが……
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緑の中に、色鮮やかな赤があると、思わずカメラを向けてしまう。
冬に向う季節の中で赤は格別の色なんでしょうね。きっと。
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哲学の道は、途中で法然院やら永観堂、甘いもん所の叶匠壽庵なんかに皆さん入られるので、人で混雑という風でもなくって、私ペースで歩けるのも気持ちがいい。
朝起きた時に、すっきりしなくて風邪気味かなって、京都行きもどうしようかなって思っていたけど、こんな風景の中、爽やかな外気の中を歩いていると段々元気になってくる。


ずっと、ずっと歩いて南禅寺の手前で折れて、疏水沿いの砂利道を歩いて……
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山縣有朋の別邸だった無鄰菴へ。
ここは、こじんまりとまとまっていて、洋館の窓からも、和室からもお庭が一望できるし、借景で東山も眺められるし、お庭を歩くと、又それぞれにいろんな表情があって楽しめる。
観光コースではないから人もぞろぞろ来ないので、ゆっくり落ち着けるし、ここはお奨め!いいですよ~!
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疏水から水を引きお庭に………
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無鄰菴から岡崎まで。そこから青蓮院、知恩院を通って八坂神社の石段下まで。
青蓮院ではあと1時間ほどでライトアップ。どこかで時間潰して、と思ったけど、昨晩のニュースステーションでたしか京都の紅葉で放映されていたから、きっと人が溢れているだろうなって思ったし、気持ちのいい空気の中を歩いてすっかり元気になったけど、ここは油断大敵のご自愛でライトアップの紅葉見物はパス。


それにしてもまぁ、八坂神社の石段下まで来ると、さすがに人が多いこと。四条通りの両方の歩道は人で埋もれているし、狭い車道も車がひしめき合っているし……
そんな雑踏の中では喫茶店に入って休憩する気も起きず、人混みすり抜けて南座横の祇園饅頭で”志んこ”を買って、さっさと大阪に戻って友人のギャラリーでゆっくりお煎茶を飲むことに。
ついでに、友人と一緒に夕飯も。

夫は友人達と一泊旅行、息子も会社の一泊旅行で、長い長い土曜日の夜は私一人! 
映画観にいって、そのあと友だちとお喋りしながらの夕飯もいいけれど、そんな地下街の人混みの中でグダグだしてるよりも、

そうだ、京都へ行こう。

いっそ、私も京都で一泊って思ったけど、翌日の日曜日は、子供の頃からずっと日舞を続けている友達の発表会。チケット送ってくれたお礼も用意してるから家に帰らなければなりません。

出町柳から、百万遍~銀閣寺道まで歩いて~~なんて考えてたけど、数年前に同志社大学横の相国寺まで美術展に行った帰りに、当時は歩いていくのが当たり前だった二十歳の頃の感覚で、京大の学舎が集まっている百万遍あたりまで歩いていったら、ヒィヒィ~ゼェゼェ~のえらい目にあった。
うそ~っ、こんなに遠かった~?! その後、しっかり風邪を引いてしまった。
若い頃って、疲労感もまた充実感で、疲れなんか知らなかったんだよね。
だもんでアホなことは止めて、始発の京都駅(座りたい)から同じルートを通る市バスに乗って銀閣寺道まで。乗車区間関係なく210円も嬉しい料金。



京都へ行く時って、阪急電車か京阪電車を利用して馴染みのある四条を中心に行動するけど、今回みたいに京都駅から市バスに乗って、どのルートのバスに乗るか、行き先もその時の気分しだいで、っていうぶらり散策もいいなぁって思った。
なんたって乗車区間関係なく210円だもの。


とっても気持ちよく、ゆったりできた11月最後の週末。
出町柳から百万遍どころか、もっと、もっとかなりの距離を本当に気持ちよく歩けたぶらり京都散策。


Machi。
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# by machiiihi | 2013-12-02 12:37 | 旅・外出

映画「カール・ラガーフェルド~スケッチで語る人生」

大阪では11月30日から心斎橋シネマートで公開の映画「ファッションを創る男~カール・ラガーフェルド~」を観に行く前に、WOWOWで放映されていた本作を見る。

Karl Lagerfeld se dessine
2012年/フランス/50分
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ファッションデザイナー、カール・ラガーフェルド。
僕の仕事は絵を描くこと、そういって、インタビュアーの質問に、スケッチブックに即興で描きながら自らを語るというユニークな映像。
面白かった。


住んでたのはこんな家、ここが姉達の部屋、母の居間、ここが僕の部屋、この前にこんな木があって、この向うに菜園があって……さらさらと描きながら当時のことを語る。

54年に、あるコンクールで優勝した時の彼を描き、こんな服を着ていたよとさらさらと描く。共に優勝したイヴ・サン=ローランも、彼は今と違ってこんなだったよと描き、ほらっ、最強の二人だよと笑う。

描きながら語りながら、次々とスケッチブックを切取り、そしてまた描きながら語っていくラガーフェルド。
時には化粧品のシャドウで指で彩色をする。
色はいつもシャドウを使うんだそうだ。

酒や煙草やドラッグも大丈夫だよ。
自分を破壊する人は好きなんだ。
僕はやらないけどね。
って、なかなかの皮肉屋さん。

2013年もあと1ヶ月。
ファッションを、生きるスタイルにまで引っ張り上げたダイアナ・ヴリーランドといい、本作のカール・ファラーフェルドといい、自由なイマジネーションと自分のスタイルをきしっと持っている人の、こんなお喋りは心の素敵な栄養。

Machi。
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# by machiiihi | 2013-12-01 10:00 | 映画

映画「ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ」

この作品、すっごく濃密で刺激的!
ダイアナ・ヴリーランドの彼女の生き方そのものがファッションであり、彼女の哲学。そんな彼女の感性がビシビシ伝わってきて、映像を観ている私にも彼女のオーラが浴びせられ、ドキドキ・ワクワクさせられ、とっても大きな勇気と自信を与えてくれる、そんな作品。
これは大袈裟ではなくって、私の宝物にしたい、そんな大切な映像だわ。

ダイアナが「地獄の庭」と呼ぶ真っ赤な部屋で自伝出版のために受けたインタビューをもとに、
貴重なアーカイブ映像や、彼女と交流のあった(いわゆる)セレブリティやそして親族のインタビューで語られるダイアナ・ヴリーランド。

原題:Diana Vreeland: The Eye Has to Travel
2011年/アメリカ/86分
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Diana Vreeland(1903年7月29日-1989年8月22日)
「ハーパース・バザー」のカリスマ・エディターとして1937年から25年間に亘って革新的な誌面を創り続け、1962年にライバル誌である「ヴォーグ」の編集長に就任。
以降、彼女のアシスタントであったグレース・ミラベラに代わる1971年まで編集長を務めた。
ちなみに、「プラダを着た悪魔」のモデルは、ミラベラの次の編集長になったアナ・ウィンター
晩年、メトロポリタン美術館衣装研究所の顧問に就任。いくつもの衝撃的な衣装展を成功させた。


   ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

本作は2012年末から2013年はじめにかけて公開された映画だけど、私はその時はゆっくり映画館へ行く状況ではなくって、WOWOWの10月の特集「映画で観るファッション業界の裏側」で放映されたドキュメンタリー4作品の一つ。
録画しても観る時間がないので10月ではスルーしたけど、会社近くのお気に入りの喫茶店のウェイター君(彼とは、コーヒー飲みながら時間があれば、好みの感覚が合うから映画のおしゃべりをする。)が、4つとも面白かったですよって教えてくれての鑑賞。

■「カール・ラガーフェルド スケッチで語る人生」(Karl Lagerfeld se dessine/2012年/フランス/50分)
■「VOGUE ファッション誌、モードへの昇華」(In Vogue: The Editor's Eye/2012年/アメリカ/60分)
■「ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ」(Diana Vreeland: The Eye Has to Travel/2011年/アメリカ/86分)
■「ヴィダル・サスーン」(Vidal Sassoon: The Movie/2010年/アメリカ/94分)


………More
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# by machiiihi | 2013-11-30 10:00 | 映画

映画メモ:2014年3月公開予定「12 Years a Slave」

「悪の法則」でブラッド・ピットとマイケル・ファスベンダーが出てきたところで、忘れてはいけないからブログにメモっておこう。

日本では2014年3月7日の公開が予定されている。
直訳すると「奴隷だった12年」


監督はあのスティーヴ・マックィーン。
「あの」といっても、俳優の、とっくに亡くなられているスティーヴ・マックィーンではなくって、マイケル・ファスベンダーがセックス中毒男を演じた痛すぎるほど痛い映画「シェイム」の監督。
映画「SHAMEシェイム」
主人公にはイギリス映画「キンキー・ブーツ」でドラッグ・クィーンのローラを見事に演じたキウェテル・イジョフォー。他に、マイケル・ファスベンダーにベネディクト・カンバーバッチにポール・ダノ、そして本作の製作者でもあるブラッド・ピットなどなど。

1841年、教育も受け、きちんとした職業を持ち、妻も子供あり自宅を持つアメリカ北部の自由人だった一人の黒人ヴァイオリニスト、ソロモン・ノーサップが仕事先のワシントンで勧められるままに酒を飲み、泥酔から醒めると手足を縛られ自由を奪われていたという彼の実体験に基づいた作品。
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Machi。
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# by machiiihi | 2013-11-29 10:00 | 映画

変らないステキ……お気に入りのスカーフ。

学生時代、2階建ての一軒家を大学が買い取って学生寮として提供してたところで暮らしていた。
以前は海外からの留学生を受け入れる寮だったそうで、ソファーのある居間には海外のレコードなどもそのまま置いてあった。台所には留学生達との交流でお菓子なども作ったんだろう。お菓子造り用の調理道具なども揃ってあったし、コンロの下にはオーブンが据付けてあったけど、当時の私たちには無用の長物。
狭い部屋もあれば、広い部屋もあり、裏庭に面した奥まった部屋などは、日当たりは悪いけど板の間続きの孤立した空間で皆が狙っている。
だから不公平にならないように半年毎に部屋を移動する。
今はその寮は取り壊され、別の建物が。無邪気なまでにアホな時代を過ごした場所だけにちょっとばかしほろ苦い。
5~6名が暮らしていて、各自の部屋にも当然行き来は自由で、キャンパスを歩いていると寮仲間が見覚えのあるスカートをはいて歩いている。
私のスカート! 背の高い私にはミニスカートが、彼女が着るとちょっと膝上の丈には笑ってしまう。私も彼女のコートを借りたりもする。ペンダント貸りていい?っていう後輩にも、いいわよって、サイズと好みが合えば貸し借りっこも当たり前みたいな関係。

私のスカートをはいてた彼女曰く「マチの洋服ダンスの中ってババ色やん。服借りようってタンス開けたらマチの服、ババ色ばっかり」って笑いやがる(人の服勝手に着といてねぇ~)。そう言いながら私の服でお気に入りが何点かあってしょっちゅう着てるんだから~。

ババ色って言わんといてほしいわ。
モノトーンって言ってくれる(笑)

そして今もって洋服の基本カラーはババ色ならぬモノトーン。
気に入ったカットソーなんかは、たいてい白と黒の2枚買う。
黒が墨色になったり、濃いグレーになったりするけれど。
紫、濃い紫、古代紫も好きな色。
最近はさし色も意識しだしたけれど、お気に入りの色、色味、色のトーンってずっと変わらないなって思う。
だからさし色になったり、いろんな表情をつくってくれるスカーフやストールは大好きなアイテム。
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このLANVINのスカーフは90cm×90cmの大判サイズ。
27、8歳の時に買った物
正確には、私が選んで夫がお金を支払った。この時のことで、あとになっては笑い話のエピソードがあるんだけど、それは又の機会に。
20代にしては、なかなかいいセンスしてるやんと思う。
正方形よりも扱いやすい長方形のストールがもっぱらの愛用なので、このスカーフはずっとタンスにしまったままだけど、でも見るたびに、今でも、好きだナァっていつも思う絵柄とこの色。
もっと、おばあちゃんになったら、三角に折って肩にふわりと羽織るのもステキ。
それまで大事にしまっておこう。
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Machi。
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# by machiiihi | 2013-11-28 10:13 | ステキ!

映画「悪の法則」

ブラッド・ピット、ハビエル・バルデム、キャメロン・ディアス、ペネロペ・クルスにそしてそしマイケル・ファスベンダー。
豪華メンバー勢ぞろいの本作。
前にジュード・ロウに、ジュリア・ロバーツにクライヴ・オーウェンにナタリー・ポートマンというメンバーで「クローサー」(2004年)って映画、こちらは恋愛をテーマにした映画なんだけど、これ観てえらい目にあったから、今回の本作は、さらに濃厚メンバーで、監督のリドリーさんの最近の作品は映像の割には中味がユル~って印象で、本作もはてさてどんなもんかいな?って疑心暗鬼で鑑賞優先順位は3番手当たりにおいてたけど、19:00から上映の映画館があったものだから、これならなんとかOKと仕事帰りに鑑賞。

さぁて、丁とでるか半とでるか~!

しかし、しかし、本作の脚本って、映画にもなった「ザ・ロード」や「ノーカントリー」の原作「血と暴力の国」の著者であるコーマック・マッカーシーなんですよね。
そして、そしてリドリー・スコットはコーマック・マッカーシーが描く世界を映像でしっかと受け止められるんでしょうか。
小説「ザ・ロード」
映画「ノーカントリー」

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The Counselor
2013年/アメリカ・イギリス/117分
監督:リドリー・スコット
脚本:コーマック・マッカーシー
いやぁ、脚本が実にしっかりしていたからでしょうか。
そうなると、さすがはリドリー・スコット監督! 全編びしっと引き締まった緊迫感ある映像をしっかと出してきましたねぇ。
これからも頑張ってください!

「セブン・サイコパス」 「The Iceman氷の処刑人」に続き、またまた117分スクリーンに釘付けの本作でした。釘付け作品が続くと、私としては俄然元気が出てくる!


舞台はメキシコ国境に近いアメリカ・テキサス州。
本作の中心人物は、弁護士稼業で実直に堅気の人生を送っていたらいいものを、裏社会の甘い汁をと色気出して欲出して、麻薬ビジネスに手を出そうとした挙句の果てが………の、カウンセラーと呼ばれているマイケル・ファスベンダー。
カウンセラーって日本で言えば「弁護士先生」「先生」っていう感覚の呼ばれ方でしょうね。
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メキシコ国境近くだと、犯罪がらみや社会の底辺みたいな依頼も多くて、裏社会の人間とも顔見知りで、そんな世界のことはちったぁ知ったつもりでいたんでしょうね。
「本業にするつもりはないよ」とたかをくくった甘い根性で、別の世界があるってことも知らないで、引き返せると思ったら大きな間違いで、裏社会の非情な掟も、裏には裏の常識ってのがあるってことも知らないで……全てを失ってしまった素人さん。
美しいフィアンセのペネロペに贅沢させて、甘く優雅な暮らしを夢見たんでしょうねぇ。
薄汚れた姿で、場末の安ホテルの一室でおびえる彼の姿は、最近ニュースになってた、金を横領して潜伏先のタイで捕まった日本人と重なるなぁ。

そして、本作のもう一人の中心人物は、なんとキャメロン・ディアス!だった。
野生の王国で言えば、スピーディでしなやかにサバンナを駆け、狙った獲物は決して逃さないチーター。裏社会の女ハンター。

そこへいくと、ハビエル・バルデム演じる、カウンセラーの友人で海千山千っぽい実業家ライナーや、ブラッド・ピット演じる、ライナーがカウンセラーに紹介した麻薬の仲買人ウェストリーなんかは小賢しい単なるワル。
しかし彼らはカウンセラーとは違って裏社会の常識や非情さ、容赦ない手口も知っている。
何度かカウンセラーに警告を発するが、カウンセラーは「知っているよ」「分かっているよ」と表社会の常識・感覚で応える。
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そして、カウンセラーの恋人役のペネロペ。
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プールサイドでのこんなシーンに、ペネロペも実は裏でキャメロンと手を組んでカウンセラーやライナーから金を搾り取ろうとしている輩?って思ったけど、彼女は本当に何も知らない素人さん。
最後は可哀相に……。

キャメロン・ディアス。
ラブコメ脱却の凄い演技。
愛人ライナーの目の前で、彼の車とやってのけるsexシーンにはおったまげた。
それを唖然とした表情で眺めるハビエル・バルデムには笑ってしまう。
「イン・ハー・シューズ」(2005年)や「私の中のあなた」(2009年)の彼女はとっても素晴らしい演技をしていて、これから味のある女優になっていくんじゃないかしら。
  
    「私の中のあなた」の映画レビュー
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「The Counselor」とはなんと皮肉なタイトル。
表社会では弁護士として顧客の相談役や顧問として、「カウンセラー」と呼ばれる身分だけれど、
裏社会ではそんな身分など通用しない。
やばい状況になってウェストリーはさっさととんずらし、ライナーも慌てふためき、右も左も分からないカウンセラーは「教えてくれ、どうすればいいんだ」「助けてくれ」ってすがりつく。

だから、何度も何度も警告されてたやろ。
世間の道理を知ってるつもりで、聞く耳持たんかったアンタが悪い。
誰も助けてくれへんわ。自分のことは自分でカタつけんとあかんやろ。
恋人助ける代わりに自分の命差し出すの、びびってたやんか。
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Machi。
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# by machiiihi | 2013-11-27 11:07 | 映画