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マチの、映画と日々のよしなしごと

machiiihi.exblog.jp

映画「007 スペクター」

サム・メンデス監督
「007スカイフォール」に続いて本作「007スペクター」でもいいお仕事したはること。

スカイフォールが良かっただけに、今回は、M役が ジュディ・デンチからレイフ・ファインズになって、どうなんかなぁって思ってたけど、さすがねって思える本作007でした。
なんで主役より監督やねん
でもいい仕事したのはサム・メンデス監督だから~
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それはそうと
ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグって
やっぱり私には世間で言われているようには、ちっともセクシーには思えないの。
本作でモニカ・ベルッチとの絡みでも、完全に力負けしているやん(笑)


その分、本作ではQこと ベン・ウィショーがけっこう動き回ってくれたのが嬉しいこと。
ダニエル・クレイグ一人で映像引っ張るのはちょっとしんどいよな(と、私は思う)
それから悪役のクリストフ・ヴァルツももちろんだけど、C役の アンドリュー・スコット(現代版シャーロックのモリアーティ役良かった)のシーンがもうっちょっと欲しかったなって思う。
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ベン・ウィショーといえば
映画館のポスターで知ったけど、
ロン・ハワード監督の「白鯨との闘い」で、エセックス号の沈没事故を題材にした小説「白鯨」の原作者ハーマン・メルヴィル役で出るんですね。
クリス・ヘムズワース、ンジャミン・ウォーカー、キリアン・マーフィーンなどなど。
ちょっと面白そう。
日本公開は年明け1月16日から。
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Machi。
# by machiiihi | 2015-12-13 23:00 | 映画

道後温泉へ②~のんびり温泉三昧

道後温泉のお宿は大和屋本店

夫が手配して、ネットを見ると、いわゆる地方の大きな温泉旅館って感じで、正直、さほど期待してなかったけど、玄関もアプローチも落ち着いていて、妙に今風に迎合していない老舗の、それでいて家庭的な雰囲気がいい感じ。
お部屋も広くて、椅子とテーブルが置かれている広縁もゆったりしていて、窓からは能舞台も見れて、ゆったりと寛げるのがいい。
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夕食も満足したお味
夕食前にお宿の温泉でのんびりしすぎたからかしら
写真撮るのすっかり忘れて、途中で気がついたけど、まぁいっかで写真なし。
たしかお品書きもって帰ってるはず
あったらそれだけでもアップ

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3人ともいたく温泉が気に入って、何回入りに行ったことか。


これだったら、わざわざ入浴良払って、隣にある道後温泉本館(戦前に建築された建物で、国の重要文化財に指定)に行かなくてもいいかって思えるほど。
だけど、旅の土産に、夏目漱石「坊ちゃん」にも登場する,道後温泉に営業開始の早朝6時に入りにいく。

私たちは一般の410円コースで入ったけど、お茶お菓子付の休憩コースとか料金システムがいろいろあるのが面白い。
食事付きの温泉旅館に泊まらなくても、普通のホテルに泊まって、温泉は道後温泉で楽しむっていうのもリーズナブルかも。

夜は蜷川実花プロデュースのこんなライトアップが
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夕食後、道後温泉駅につながる一角の商店街をぶらり散歩。
お宿のデザートに出た紅マドンナが美味しかったものだから年末着で購入。
購入したお店はここ→えひ果実倶楽部みかんの木


のんびりと楽しめたいい旅でした。
夫に感謝!


Machi。
# by machiiihi | 2015-12-07 15:00 | 旅・外出

道後温泉へ①~松山で出会った美味しいランチ

12月の最初の週末。
家族で道後温泉へ。
長らく単身赴任していたわが夫。
家族する時間を持つ為か、またまた家族旅行をしてきました。
海外は疲れるから、国内で温泉旅行もいいんじゃないって私と息子が提案して、前回の由布院に次いで、今回、夫が手配したのは道後温泉。


家族するのが目的だから、内容はさほど期待してなかったんだけど
泊まったお宿が良かったから大満足の旅行になった。
お宿の温泉も良かったし
料理も良かったし
お宿の横にある道後温泉にも旅の土産にと、翌朝早く入りにいって
温泉三昧を楽しんだ。

さしてなにがあるって訳でもないんだけど、
それだからかな
また行きたいなって思える今回の道後温泉の旅だった。


飛行機で松山空港まで。
昼過ぎの到着だったから、まずは昼ごはんを食べましょうと、リムジンバスで中心地の大街道で下車。
三越百貨店のコインロッカーにキャリーケースを預けて商店街でおいしそうな店を探す。

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ちょっと横に入ってみたら、なんとなく美味しそうな気配のフレンチレストラン、というよりビストロかな。
客もそこそこ入っているのを目安に入ってみると、
テーブル席が3つと、4人ほどが座れるカウンター席。
運良くカウンター席が空いていたのでここに決定。


これが嬉しいことに大当たり!

お店の名前はグラン ジュテ
松山に行ったら又行きたいお店。

オーナーシェフでしょう。
厨房を一人で切り盛り。
ランチタイム時だからでしょうか、給仕の女性が3人ほど。
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夫はパスタランチ。
私と息子はお肉かお魚を選べる1500円のフレンチランチ。

前菜の魚介類もお野菜も美味しかったこと。
地元の食材に恵まれてるんでしょうね。
ニンジンサラダも美味しかった。
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キャベツとベーコンのスープもええ塩梅のお味。
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白身の魚の身の厚いこと!
身が引き締まってるからでしょうか、淡白なんだけどしっかりとした味がしてるのには驚き。
ソースもいい塩梅のお味。
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デザートはプリンと、栗のアイスと、がナッシュ。
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これで1500円は安い!
大阪だったら3500円は確実に取られる内容。

いやぁ、お味はほんといい塩梅。
松山に行く機会があれば、また訪れたいお店。

いやぁ、初めて来た松山で、着いた早々にこんなに美味しい食事が頂けるなんて、
人間って美味しいものを食べると、それだけで嬉しくなれるんですねぇ。

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気持ちルンルンで
松山城に。

二の丸史跡庭園を通って
えっちらおっちら山道の方を歩いて、頑張って天守閣まで。
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坂の上の雲ミュージアムがあったけど、資料館ぽいし、3人ともそれぞれに本読んでるし、ドラマも見てるからここはエエでしょうと3人揃って文句なしにスルー。
てんでバラバラな風な家族なんだけど、ふと、おなじ価値感もってるやんって思う時があるのは家族だからなんでしょうかねぇ。

せっかくだから入り口だけ
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ミュージアムを通り過ぎて萬翠荘と呼ばれる久松定謨伯爵の別邸を観る。
詳細はこちら→萬翠荘

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路面電車に乗ってお宿のある道後温泉へ。
路面電車ってのも、なんだかのんびりした気分にさせてくれる。
道後温泉駅に到着。
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続きは次に……
# by machiiihi | 2015-12-07 10:25 | 旅・外出

映画「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラブソディ)」

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ハンガリー映画
カンヌ映画祭である視点」部門グランプリ&パルムドッグ賞W受賞


映画って
社会環境が厳しいほど
社会的抑圧が強いほど
映画で描かれている優しさや愛おしさは、身を切られるほどの痛みを伴って、鋭く深く容赦なく描かれるんだなって思う。

かつての日本映画もそうだったよな。


地面に伏せた犬たち。
少女もまた地面に伏せ、
同じ目線で見つめあう少女と犬。

映像は犬たちとともに、ラストに向かって疾走する。

しかしこの映像。
この着想。
圧巻。
すごい衝撃。


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主人公は13歳の少女と
一匹のラブラドールの雑種犬。
実は兄弟犬で、設定に応じて兄弟それぞれ演じ分けたんだそうだ。

そして施設に収容されていた犬たちを調教した調教師達にも脱帽。
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ガツンとやられた映画
チケット代以上の映画がないないってぼやいていると
こんな風にがつんと響く映画がやってくる。
だから、映画って
やっぱり眼が離せない。


Machi。
# by machiiihi | 2015-11-28 14:00 | 映画

「新発見の高麗青磁 ―韓国水中考古学成果展」

東洋陶磁美術館にて
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平成27年9月5日~11月23日
気がついたら会期も終了間近かで慌てて観に行った。
沈没船の積荷の発掘調査の成果を展示。

詳細はこちら→
水中での発掘調査の映像が興味深い。


海底での発掘作業
地上と変らず、刷毛で周囲の泥を丁寧に拭い取り、
木片の一片一片を収集。
すべて水中での作業
時には蛸の吸盤で発見されたものも。
難破船そのものの引き上げ作業も。

大陸と日本との交易が盛んだった10世紀から14.5世紀頃の陶磁器。
積荷姿のままで発掘されたものも。
当時の簡素な木造船。
あれで荒々しい日本海を渡るんだもの
無事にたどり着くほうが少なかっただろう。

高麗時代(918~1392)に作られた青磁、いわゆる高麗青磁は、韓国の美術史上に大きな位置を占め、世界に誇るべき美術品です。1980年代以降、朝鮮半島中西部で窯址の発掘調査が進むにともない、高麗青磁の起源をめぐる研究が大きく進展しました。これに加えて近年では、水中考古学による研究成果が注目を集めています。その発端は1976年に発見された「新安船」でした。そこからは高麗青磁が木簡とともに現れ、従来の研究では手がかりの少なかった編年や生産、流通の実態が具体的に解明されつつあります。
 本展は、韓国国立海洋文化財研究所がこれまでに調査した高麗青磁など、その研究成果を日本ではじめて紹介するものです。また、これら海底遺物と関連のある当館所蔵の高麗青磁の名品も合わせて展示します。



Machi。
# by machiiihi | 2015-11-23 22:00 | 展覧会