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マチの、映画と日々のよしなしごと

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映画「テロ、ライブ」

2013年の韓国映画
「群盗」の活劇に血沸きの乗りで、この作品レビューも書いちまおう。

ブログって乗れないと書けないのが私の性分
見た後も、まっいっか、面白かったら面白いでいいやん、それ以上何を御託並べるん?って気になりだしたら、私とブログとの間の距離がぐ~っと隔たってしまう。そういうバイオリズムの時の作品。


この作品の・ハジョンウは今までのハ・ジョンウとは又違う。
まったく彼は変態役者。
その役になりきると言うよりも、そのもの。
本作の彼はニュース・キャスターです。

かつて人気TVキャスターだったヨンファは、ある不祥事のせいで同じ放送局のラジオ部門に左遷、妻とも離婚の鬱屈した日々。が、ある日の生放送中、一人のリスナーから、ソウルの漢江にかかる麻浦大橋に爆弾を仕掛けたと電話が入り、電話を通してヨンファと犯人とノ会話を放送するよう要求。
いたずら電話と無視した直後、麻浦大橋の一部が爆破される。ヨンファはこれを独占スクープに利用し、局の上層部と交渉して、TVキャスターの座に返り咲こうとするが、犯人はヨンファと別れた元妻のリポーターが向かった現場にさらに別の爆弾も仕掛け……。
ヨンファ自身もイヤホンに爆弾を仕掛け、机を離れたら爆破すると犯人から脅される。

半分やる気なしのディスクジョッキー
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そして、TV放映の交渉しながら、トイレの鏡で伝道カミソリで無精ひげを剃り、ネクタイを締めTVキャスターに仕上げていく
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TVカメラの前でスタンバイしたヨンファ。
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さぁ、こっから始まる緊迫のライブ放送
スタジオのデスクに座ったままの状態で、緊迫したこの状況を緩めることなくノンストップの90分間ほぼ一人で引っ張っていったハ・ジョンウの役者としての凄さ!


似たような設定の映画といえばコリン・ファレル主演の「フォン・ブース」
「出るな。出ればお前を殺す」という脅迫電話を受け、公衆電話ボックスから出れなくなった男の、緊迫した状況を描いた作品で、なかなかお気に入りの一作だったけど、
いやぁ、本作はそれ以上。


国家という巨大な力に、立ち向かった個人。
爆弾テロという強硬手段を取らざるを得なかった彼が求めたのは、橋の補修工事中に川に転落し死亡した3人の貧しき労働者に対する大統領の謝罪の言葉。
ただそれだけ。

テロには屈しないという大義名分のもと、ヨンファを通して生放送という形で声を出した個人の声は、声無き声として届かず、名も無き個人は、国家という権力の私利私欲の前に踏み潰される。
そして衝撃のラスト
この時のハ・ジョンウの表情がまた卓越もの。


監督は1980年生まれのキム・ビョンウ。
本作が長編映画デビュー。
低予算かつ6週間という限られた撮影期間でつくり上げた映画。
しかし4年がかりで脚本を仕上げたそうだ。

ここまでストレートに出していいの?って思えるほど
おそらく韓国内でも衝撃作だったでしょうね。
しかし公開されるや4日で観客動員数100万人を突破し、公開6日で200万人を突破したという。
興業的成功は、監督の力とともに、あの緊張感をつくり上げ持続させたハ・ジョンウの存在なくしては無かったでしょうね。
韓国では製作資金つぎこんだポン・ジュノ監督の「スノーピアサー」と同時期公開だったようで、いい勝負したみたい。
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「許されざるもの」で韓国社会の軍事主義にメスを入れたユン・ジョンビン監督といい、本作のキム・ビョンウ監督といい、韓国では30代の若い映画監督たちが、韓国社会に堂々とメスを入れて、自分たちの国を語ろうと頑張ってるなって思う。
多分だけど
映画「許されざるもの」見ていて、兵役義務という2年間というものが、彼ら内部にふつふつとしてあった問題意識をはっきりと自覚させるきっかけの一つになっているんじゃないかなって思う。
だって
韓国映画が見せる本音って、安っぽい言葉だけのヒューマニズムなんか蹴散らされるほど、気持ちいいくらいにストレートで潔いもの。


そしてハ・ジョンウ1978年生まれ
キム・ビョンウ1980年生まれ
そして「許されざるもの」「群盗」のユン・ジョンビン1979年生まれ
同世代の監督と俳優、彼らが良質な映画をめざしてつくり上げているってのが感じられるのも嬉しい。


キム・ビョンウ監督は本作について、
「そもそも大ブレイクを狙って企画した映画ではない。大衆的な観点から見たとき、確かにリスクは存在する。撮影前にジョンウ先輩と話し合ったときも、ジョンウ先輩が『観客100万人を超えるだけでも大成功だ』と話した。これは数値の問題ではない。何より商業映画市場でこのような映画が作られたということに大きな意味があると思った。僕もそんな気持ちで始めた」と語っている。

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警察のテロ対策班として犯人交渉の指示をユンファに行う為にスタジオに。登場シーンは少ないけど彼女の素の感じ、演技していることを感じさせない演技がいいなって思った女優チョン・へジン。TVドラマ「ごめん愛してる」でソ・ジソブの双子の姉で知能障害のある女性を演じた方だったのね



余談ですけど……
どういう内容かは知らないけど予告編見る限りだけど
邦画で中井貴一主演の映画「グッドモーニングショー」が10月に公開される。
朝のワイドショーで司会を務める落ち目のキャスター澄田が陥る災難だらけの一日を、中井貴一主演で描いたものでプロデューサーからは番組の打ち切りを告げられるし、不倫相手の番組サブキャスターから関係を公表すると言われ、都内のカフェで人質立てこもり事件が発生し、犯人が「澄田を呼べ」と要求していると知らされる…。
といった内容みたいだけど
「テロ、ライブ」を見た後だと、なんかこんなん撮ってていいの?って思う……
そうそう予告編でこの作品見て、やっぱ「テロ、ライブ」レビューアップしましょうって思ったんだわ、私。



マチ。
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by machiiihi | 2016-08-10 11:47 | 映画

映画「群盗」

いやぁ~
久々に活劇の面白さを堪能。

カン・ドンウォン演じる剣の達人ユンが見せる流麗なる太刀捌き。
対するハ・ジョンウ演じる屠畜人トルムチは両手に肉切り包丁。
カン・ドンウォン186cm、ハ・ジョンウ184cm
このガタイがみせる立ち回りは、動きも大きく迫力あるしアクションとしても美しい。
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竹林での格闘シーンが美しい。
チャン・イーモウ監督「LOVERS」でも竹林での格闘シーンは美しかったけど、
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本作もなかなかに見応えあり。
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「悪いやつら」のユン・ジョンビン監督が、ハ・ジョンウとカン・ドンウォンを主演に迎えて贈る歴史アクション活劇。愛する家族を殺されたと畜人の男が、義賊の群盗に加わり、両手に持った肉切り包丁を武器に剣の技を磨き、剣豪の悪徳武官への復讐に立ち上がるさまを描く。朝鮮王朝末期の1862年。一部の官僚や貴族が富を独占し、貧しい民は搾取と弾圧に苦しめられていた。そんな中、と畜人のトルムチは、極悪非道な世継ぎ争いを繰り広げる剣豪の武官ユンにある女の暗殺を命じられ、それに失敗すると、逆に愛する母と妹を殺されてしまう。自分も危うく命を落としかけたところを、義賊団のチュソルに助けられ、彼らの仲間となる。そしてユンへの復讐を胸に武術の修行に励み、ついにその時を迎えるトルムチだったが…。
<allcinema>



この映画
見ているうちに極悪非道なユンの方に感情移入してしまう。
頭脳明晰かつ武芸に秀でるも、庶子であるがため要職に就く道は絶たれ、
父親の愛を渇望するも得られず、
彼もまた階級社会がもたらす不条理な力に翻弄された哀しい存在といえるだろう。
彼が修羅のごとき形相になるほどに悲哀が色濃く漂ってくる。
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そんなユンと比して
持つべきものを持たぬ者たちは
社会の枠を飛越えてアウトローとして生きていく
生きるも自由、死ぬも自由。
荒野を馬を駆るラストシーンなんてまさに西部劇。
アウトローの世界。

だからこそ
ユンという人間に象徴される、時代に囚われ翻弄され己を引き裂かれた者の悲哀が際立つ。


美しき冷血漢極悪非道のユンを演じるカン・ドンウォン。
彼って美しいだけって思っていたけど、本作見て役者としての彼をあらためて見直した。

ユン監督自身
「カン・ドンウォンを映画で見て悪役をしてもとても素敵だろうと思った。悪役としてカン・ドンウォンをきちんと作ってあげたいと思った。それでハ・ジョンウのスキンヘッドから映画を構想した時、台本が出る前にカン・ドンウォンに会ったし『こういう映画だけど、悪役をするととてもかっこいいと思う』と言ったら『後で台本を見せてください』と好奇心を見せた。それで後から台本を渡し、出演することになった」とのこと。
さらに、
非常にいい俳優だが、ビジュアルに長所が隠れた感じというか。俳優としてルックスのせいで過小評価される部分があると思った」とも語っている。

兵役についていたカン・ドンウォンが除隊後のスクリーン復帰作が本作とのこと。
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活劇見た~って思える作品
スクリーンで観たらもっと見応えあったでしょうね
まだこの頃はまだまだ斜交いに韓国映画を見ているところもあったし、
とりわけ美しい男優を持ってこられたら、それだけで映画作品的に疑心暗鬼になってしまうところがあったからね。
だから本作のようにカンドンウォのその涼やかともいえる美しさが、物語に悲劇性をもたらし活劇だけに終らないドラマに仕上がっているのは、監督の手腕でもあるだろう。



マチ。
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by machiiihi | 2016-08-09 14:53 | 映画

韓国映画「許されざるもの」

先日WOWOWでユン・ジョンビン監督の「群盗」(2014年)を観て、ラストシーンなどは韓国版西部劇!って思える爽快さで、例えばロバート・アルドリッチ監督の「北国の帝王」とか、サム・ペキンパー監督の「ワイルドバンチ」に通じる味わい、はたまたタランティーノ作品に通じるエンタテイメント性ありだし、前作の「悪いやつら」(2011年)は、例えばスコセッシ監督の「ミーン・ストリート」や「グッドフェローズ」にも通じるような面白さありで、一作一作確実に進化成熟しているユン・ジョンビン監督。

となれば、
以前から気になっていて、絶対に見なくっちゃって思っていた本作、彼が中央大学校映画科4年の卒業作品として2005年に制作した本作「許されざるもの」を見る。


1979年生まれ現在37歳のユン・ジョンビン監督20代半ばの作品。
釜山国際映画祭で観客賞など4冠に輝き、2005年カンヌ国際映画祭 ある視点部門出品、2006年米国サンダンス映画祭出品、2006年ドイツ・ベルリン映画祭出品となれば、これは快挙でしょう。
スティーブンン・ソダーバーグは「セックスと嘘とビデオテープ」で史上最年少26歳でパルムドール受賞し、ジム・ジャームッシュ「パーマネント・バケーション」は彼の卒業制作作品、スピルバーグが最高傑作「激突」を撮ったのも20代半ば。
他にも他にもいるだろけれど、とり急ぎ思いつくまま上げてみたけれど、みんなみんな20代半ばで、おっ!という作品を撮っているし、以降の活躍も言わずとも、でしょう。
ユン・ジョンビン監督も間違いなく韓国映画界を引っ張っていく存在の一人といえるんじゃないかな。



<加筆修正>
大概の韓国人男性が経験する19歳~29歳の間の約2年間の兵役義務。
そこに放りこまれた若者たちを通して炙り出される組織というヒエラルキーが見せる不条理。
そんな見えない力に翻弄される彼らの姿、描きだされる人間模様は社会の縮図。
そんなメッセージを強く感じる「許されざるもの」。
ユン・ジョンビン監督の視点は、そこで蠢く男たちを通し韓国社会に鋭く切り込んでいる。

キューブリックの「フルメタル・ジャケット」やサム・メンデスの「ジャーヘッド」で描かれているような、実際に戦場に送り込む戦闘兵士をつくり上げる強烈な軍隊生活とは違う切り口で、案外と淡々と描かれているものの、彼らの言動を通して、20代の2年間の兵役義務というものが、肉体的にはもちろんだけれど、精神的にどれほどの苛酷さを強いるものかということがじわじわと伝わってくる。
学歴も職業も年齢も関係なく、入隊順に上下関係の序列が決まり、理不尽であろうがなかろうが絶対服従の掟。
除隊後、彼らの内面では、どれほどのものを引きずっているのだろうか。


負の構図として兵役義務や軍隊での生活を描いた作品って、韓国映画にあったのだろうか。
ユン・ジョンビンは自主制作映画である本作でタブーに切り込んだ?
韓国映画界の新しい潮流だろう。


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「悪いやつら」公開に先立ってユン監督が韓国社会に言及したインタビュー記事が興味深い。
「ビースティー・ボーイズ」以降、4年振りに再びカメラの後ろに立ったユン・ジョンビン監督は「韓国版ノワール”のこの映画について「香港とアメリカとは違い、韓国はギャングのリアリティーがないです。香港も三合会があり、アメリカにもマフィアという歴史が実際に存在しますが、韓国は偽物じゃないですか。存在しない過程で『こういう奴らがいた』と言えないでしょう。以前韓国で『ゴッド・ファーザー』を作ったら、ギャングの素材としてはだめだ、財閥の風習もしくは、王位逆襲ほどでなければその程度のオーラが出ないと考えたことがありました。つまり、韓国式は卑劣でみすぼらしく凄絶だということです」と語った。

その卑劣でみすぼらしく凄絶だという韓国の男たちの話は、全ての組織の“兄貴文化”に帰結する。軍隊、会社、そしてやくざの集団でも“ロジック”のような兄貴文化。社長に従い列をなして付いて行く風景は、やくざたちとあまり差がない。

「みんな似ています。ただ、どういう風にラッピングするかが違うだけです」
~「悪いやつら」ユン・ジョンビン監督 ― “韓国男性は兄貴文化だ”MYDAILY |2012年02月08日11時09分


ユン監督が語る兄貴文化としての韓国社会。
そして彼が切り込み抉り出そうとする世界に不可欠な役者がハ・ジョンウだろう。

一歳年上で大学も先輩後輩の兄貴的存在ともいえるハ・ジョンウ。
監督自身も同じ町内に住んでいて、一週間に3回以上お酒を飲んでは、映画の話や人生についてあれこれ話を交わせる友人であり、兄であり、良い仲間だと語っている。

ユン監督作品に登場するそれぞれのハ・ジョンウを見れば、彼がユン作品のどれほどのキーパーソンかって分かるだろう。


「許されざるもの」
ハジョンウもまだ20代半ば。若い!↓
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左側が少しとろい新参兵ジフン役を演じたユン監督↓ この方のどこからあんなノワール色の強い作品が生み出されたんだろうって思う風貌。
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余談だけど温泉マークってかつて日本で使われていて、ウィキペディアによると「明治時代から公衆浴場や旅館、赤線などの施設を示す記号として使用されていた。隠語としてさかさくらげとも呼ばれ、連れ込み旅館やラブホテルを意味する。」とあるけれど韓国でも同じかしらね。
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ホストクラブを舞台にした「ビスティ・ボーイズ」
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そして「悪いやつら」のハ・ジョンウ
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そして「群盗」のハ・ジョンウ
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ユン・ジョンピン監督。
次にどんな世界を描き出すのか、
眼が話せない監督でしょう。

かつて昭和の時代、日本映画でも確かにこんな風にギラギラするような熱い映画があったんだけど
今、韓国映画を見ていてそんなことを思う。
やはり映画は社会を映し出す鏡なんだろう。
ともかくも、映画を見て、やはり熱くなりたいと思う。


マチ。





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by machiiihi | 2016-08-08 13:41 | 映画

映画「暗殺」

日本統治下にあった自国の歴史、時代を生きた者たちの声無き思いを丁寧に描きつつ、かつ堂々のエンタテイメント作品。
激動の時代を背景にした人間ドラマは、やはり血が騒ぐものがある。


セリフはいたってシンプル。
ごちゃごちゃとヒューマンチックな薀蓄語らず、熱き思いを映像に叩きつけている。
良かったです。

登場人物、とりわけ主役3人、いい面構え、目線の据わっていること。
ほんと大人の顔している。
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1910年大日本帝国による韓国併合から、第二次大戦で日本が無条件降伏をした1945年までの35年間、日本統治下にあった朝鮮。
日本帝国の支配に抵抗し上海で臨時政府を樹立し朝鮮独立をめざす者たち、時の権力と手を結び冨を手中に収めんとする親日派たち、そして抗日派と親日派の間を巧みに暗躍する者たち。

そして日本においては無条件降伏の時が、朝鮮にあっては独立解放の悲願の時であっただろうけれど、彼らの歴史を見ると日本統治下から連合国軍の軍政下におかれ、冷戦を背景に資本主義陣営(アメリカ合衆国)と共産主義陣営(ソビエト連邦)による朝鮮分割がいまも続いているという現実、彼らの背負ってきた歴史を見ると、この作品で描かれている独立運動に身を投じた者たちがどれほどの重みと思いを背負ってこの時代を闘かってきたか、そんな彼らに思いがいく。


「怖くないのか?」
「親日派の連中の一人や二人殺しても何も変らないだろう?」
そんな問いかけにチョン・ジヒョン演じる独立軍スナイパーのアン・オギュンは答える
「怖いわ」
「何も変らない。でも闘っているということを伝えなければ」


感傷に浸り、泣き言を言って立ち止まっている余裕も優しさも許されるような状況ではなかった時代
前に向かって歩き続けるという逞しさが、彼らのDNAに刻み込まれているのかも知れない。

胸に滾る思いはセリフではなく、映像に叩き付ける。
本作に限らず、韓国映画をみていると、映像に対する彼らの矜持のようなものを感じる。


独立軍が送り込んだ暗殺グループが日本政府要人と親日派の暗殺を企てる。
映画の山場は、1930年代の京城(現在のソウル)。日本統治の象徴とも言えるモダンな「三越百貨店」を舞台に繰り広げられる凄まじい銃撃戦。
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女スナイパー、アン・オギュン
そして彼ら暗殺グループの殺害を請け負ったハワイ・ピストルと飛ばれる殺し屋。

チョン・ジヒョンとハ・ジョンウ
上海のホテルのラウンジで敵同士と知らず偶然に出会った二人。
そして互いに銃を向け合う形で再会した二人。

映画「ベルリン・ファイル」では夫婦役を演じた二人。
ベルリン・ファイルでは妻を守りきれず死なせてしまったが、
本作では、惹かれるものもあっただろうし、そして同じ痛みを背負うものとして通じ合うものもあっただろう、かっこよくも彼女を守り抜く。

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この画像ってどういうシチュエーション?って思っていたけれど映画見て納得。
そして、ハワイ・ピストルが彼女と交わした最後の会話
「上海で会えるよ」
「どうして上海?」
「あそこで俺たち夫婦だっただろう」
こんなシンプルで淡々としたセリフに、苛酷な運命を生きる者にとってひと時の安らぎ、見果てぬ思いが切々と伝わってくる。
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余談だけど「ベルリン・ファイル」で妻役の彼女の亡骸を抱いて、弾かれたように、行く宛ても見えないまま荒野をひたすら走り続けるシーンは良かった。
「イングリッシュ・ペイシェント」で恋人の亡骸を抱いて泣きながら歩き回るシーンがあって、こんな風に男が泣きながらのシーンで様になるのはレイフ・ファインズなればこそだと思っていたけど、「ベルリン・ファイル」のハ・ジョンウのこのシーンはそれ以上。愛するものを守りきれなかった男の悔恨、絶望、言葉にできないほどの痛みがズームアウトした映像からひしひしと伝わってきた。
ハ・ジョンウ。
まったく彼の演技にはずれ無しって改めて思う。


そして臨時政府の警務隊長であり、日本政府の密偵でもあり、激動の時代をまんまと生き延びたヨム・ソクチンを演じたイ・ジョンジェ。
40過ぎのまだまだ筋肉質のスレンダー体型の彼が、国賊として問われる裁判では法廷で、60代という設定の身体を見事に披露し、身体に刻まれた傷はを独立軍戦士として如何に戦ってきたかの証とばかりにまくし立てるシーンは本作での見せ場だろう。
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この作品は、朝鮮の人達にとっては38度線を境に南北分断は今も尚続いている現実がある限り、決して過去の歴史を描いた作品ではないだろうと思う。
日本人よりもはるかに歴史に敏感だろうと思う。


しかし
見事にエンタテイメント作品として描ききっているのも立派。
前作「10人の泥棒たち」はちょっと人数多すぎない?って思ったけど、本作は主役3人それぞれのドラマが巧みに料理され、いい味を出している。

今週末にもう一度、おばと一緒に観に行ってきます。
ハ・ジョンウもいいし、チョン・ジヒョンがまたいいんよねぇ。

とにかく、みんな大人の顔してる!
オーバーアクションや表情をしなくても、
多くのセリフで語らずとも目線で語れる。
何よりもリアルな説得力がある。


マチ。
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by machiiihi | 2016-07-25 14:22 | 映画

時間を巻き戻して…「王の運命~歴史を変えた八日間~」そしてソ・ジソブのことなどを少し

時間を巻き戻して、書き綴りましょう。



「王の運命~歴史を変えた八日間~」
イ・サン役でソ・ジソブが出ているって言うんで公開直ぐに観に行った。
もう一月も前のこと。
観た映画をせっせっせとブログアップする気も失せてきた、というより、立ち止まって、あ~だこ~だって映画を語らずともいいやんか~って気分のこの頃。
そんなん書いてる時間あれば、ソ・ジソブを眺めていようと、早い話がミーハーするのに忙しくって……(笑)


「王の運命~歴史を変えた八日間~」
李氏朝鮮21代国王である英祖と、父でもある英祖によって、米櫃に閉じこめられ餓死した王位継承者である世子。父が閉じ込められた米びつに縋り、祖父である王に泣きながら許しを乞った幼きイ・サン。祖父に継いで第22代王正祖となり、ジソブが登場するラストシークエンスは10分間にも満たないんだけど、父の墓前で涙し、汚名を濯ぎ、父をしのび舞う姿、そしてジソブの悲哀を帯びた目が、作品に静謐と重厚感を与えたんじゃないかしら。
ラスト数分間だけでも、これだけでも充分に満足っていってもいいほど。

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世子役のユ・アインも頑張ったけど
ちょっといささかエキセントリック過ぎて
ソン・ガンホ相手に余裕がないって感じだったなぁ。

そしてラストに登場のソ・ジソブ。
祖父であり先王でもあるソン・ガンホと並んでも存在感ありました。
「本作は世界に名の知れた韓国実力派のベテラン俳優ソン・ガンホという大俳優の映画。自分が最後を飾るのは負担だったからという理由でノーギャラ出演を取り付けたうえで、出演を決めた」とか。

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で、こんから6月、7月は一人勝手にソジソブ祭りしてました。
ちょうどBS朝日でドラマ「主君の太陽」(全17話)がまたまた集中放送してたしね。
ネットフリックスやらアマゾンプライムビデオやらHuluやらを駆使して過去作品を集中視聴。
重たい重たい「カインとアベル」(2009年/全20話)や終盤は涙涙の「ごめん、愛してる」(2004年/全16話)
映画「ただ君だけ」はサンマルクカフェで充電しながら、友人と二人イヤホンを片方ずつつけて私の iPhone6s Plusで集中視聴。最後は二人で鼻をぐつぐつすすりながら、こんなラブストーリーにええ気分で帰路につくという、とっても素敵なこんなひと時。
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「映画は映画だ」は映画作品としても好きだし、監督やスタッフのインタビューなども特典映像【本編とは別のディスク)としてあったのでDVD購入したので、まぁ見直すことったら!
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目下、映画「軍艦島」を撮影中だとか。
軍艦島と呼ばれる端島。
映画「007スカイフォール」で廃墟の島デッド・シティのモデルとしても話題となった島。
2015年に世界遺産に登録されたけれど、労働力として日本の統治時代下の朝鮮人や中国人捕虜の強制連行・強制労働という負の歴史も背負っている。集団移入による採鉱夫のほとんどが朝鮮人に置き換えられたという。朝鮮人労働者は納屋、中国人捕虜は端島の南端の囲いの中にそれぞれ収容されたという。
そんな端島で、強制徴用された挑戦人たちが、命をかけて脱出を敢行する物語を描いた作品。
彼らがどのように描こうとしているのか分からないけれど、日本にとっては、しかし、向き合わないといけない歴史の事実でもあるだろう。
公開されたら観に行くつもりでいる。


今までの韓国映画って、日本で公開される映画だけしか知らないけれど
「自らを語る」というところから、日本統治下における自ら、歴史の中の自らを語り出した。
そういうレベルまで韓国社会は映画という世界においても成熟、いや、そこまで追いついてきたんだと思う。

そうなると、
キャラとキャラがホンネでぶつかり合い、そしてエンタテイメントに徹して描ききる韓国映画のパワーはますます面白くなるだろうって、そんな気がするなぁ。



マチ。
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by machiiihi | 2016-07-12 10:57 | 映画

映画「ベルリン・ファイル」

この映画、劇場鑑賞できなかった作品。
どうして、無理やり時間こじあけてスクリーンで観なかったんだろうって、悔しいこと限りなし!

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かつて東西に分断されていた都市ベルリンを舞台に、韓国と北朝鮮の秘密諜報員たちによる攻防を描き出すスパイアクション。
朝鮮の諜報員であるピョ・ジョンソンは、アラブ組織との武器取引現場を韓国情報院のチョン・ジンスに察知され、辛くもその場から脱出することに成功。なぜトップシークレットであるはずの今回の取引が、南に漏れたのか。ジョンソンは保安監視員のトン・ミョンスから、自分の妻リョン・ジョンヒに二重スパイ疑惑がかけられていることを知らされる。彼は自分でも気づかないうちに、大きな陰謀に巻き込まれていたのだった。(allcinema)


多分、日本映画だったら、意味もなくロケ地である海外の街を歩かせるか、走らせるかするんでしょうねぇ。
しかし、本作では緊張感を殺ぐ様なそんな不必要な観客サービスは一切無し。
不必要に饒舌な説明的なセリフも無し。
気を緩めたその瞬間が命取りとなる、そんな緊迫した中で生きている諜報員達。
信じられるのは己だけ。
しかし、そんな己の本心も封じ込め、自らも偽って生きている。


韓国ノワールの世界と言えるほど、韓国のノワール系の作品のクオリティーが半端なく素晴らしい。
どんどんブラッシュアップされ、それでいてしっかり地べたを歩いている。
ベルリンの街中にあっても、とってつけた感など微塵もない。
とにかく登場する役者の面構えが半端なくいい顔してる。


ハ・ジョンウ
どんな役であれ 歪な役であれ、不様な役であれ、色気を感じさせる役者。
色気を感じさせるか感じさせられないか、これって役者としてはとっても大事。
「チェイサー」での連続猟奇殺人犯、「哀しき獣」で見せた負け犬のように、しかし人間の本能がそうさせるのか生きることにしがみつく一人の男。
強烈なインパクトとは別に、動きに人を惹きつけさせる色気がある。
そして本作「ベルリン・ファイル」では、ジョン・ル・カレの描くスパイ小説の主人公たちの悲哀に満ちた姿と重なる。その悲哀の中にも……。
自らも傷を負いながらも妻の遺体を背負い、よろけながらも、憑かれたように生き急ぐように足早に原野を歩き続ける男。
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ハ・ジョンウ演じるジョンソンのそんな姿に、「寒い国から帰ったスパイ」のラストシーンが重なる。


ベルリンの壁に立つリチャード・バートン演じる西側スパイ。
しかし、一緒に逃げようとした女性は東側に。
西側では仲間たちが早く飛び越えろと必死だ。しかし東側には壁を登れなかった愛する女性が……

かつてのブログ「寄り道カフェ」でこんな風に書いている。
「最後に思いもかけぬどんでん返しがあり、そして彼は最後に、一人の人間として、自らの気持に従って、ちっぽけだけれどたった一つ見出した信じられるものを選び取る……。」

同じくジョン・ル・カレ原作の映画「裏切りのサーカス」でも、ゲイリー・オールドマン演じるスマイリーが、こだわり続ける妻との愛。
妻に対する己の愛だけが自ら信じられる唯一確かなものだったのだろうか。

妻を背負い、よろけながらも、ただ、ひたすら歩き続ける男の姿に、ジョン・ル・カレが小説で描き続けた男たちの悲哀と重なる。

しかし、悲劇で終るのが20世紀ノワールなら、
ここで終らんのが21世紀、韓国ノワールのバイタリティ。
ラストシーンのハ・ジョンウ。
駅の切符売り場の窓口で一言
「ウラジオストック 片道」
その目は目の前に見えない復讐する相手をしっかと見据えている。

机をバンバン叩きたくなるほどカッコええハ・ジョンウ。


そっから先は勝手に想像するに、
復讐を終えたジョンソンは、国境付近の町で負った傷を癒しながら、ひょっとしたら日銭稼ぎをしながらひっそりと暮らしているのだろう。そんな彼の行方をようやく探し出した、ハン・ソッキュ演じる韓国国家情報局員ジンスが現れる。
いや、ジョンソンを逃したあの時から、二人の間では密かに連絡を取り合っていたのかもしれない……
冒頭では敵同士で向き合った二人が、実は人として一番近しいところにいたという
バディ映画の変形ヴァージョンかしらね。
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ともかくも、舞台は新しいステージに……
新たなストーリーが……
なんて考えたくもなる。
続篇って作らないのかしらね。


「ベルリン・ファイル」
今、韓国映画って、かつてヨーロッパそして日本が、熱く熱く映画を作っていた、そういう時代の真っ只中にあるんだろうなって思う。
いい面構えの役者ばかりじゃないの!
こんな面構えを観に行くだけでも、劇場に足を運ぶ甲斐はあるでしょう。
そう思わせるくらい、半端なくかっこいい韓国ノワールの世界。
緻密に計算されているんだろうけれど、それでいて、観るものを有無を言わせず映像に引きずり込むエネルギッシュなダイナミックさに映画ならではのカタルシスがある。
それが今の韓国映画、とりわけノワール映画に顕著にみられる。
そう思う。

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映画「暗殺」が7月に公開
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1933年中国・杭州に設けられた韓国臨時政府は、日本政府要人と親日派を暗殺するため、独立軍最高のスナイパーのアン・オギュン、速射砲、爆弾専門家の3名を上海に結集させる。臨時政府の警務隊長で、日本政府の密偵であるヨム・ソクチンは、彼らを招集する一方、仲間と政府を裏切り、巨額の報酬でハワイ・ピストルと呼ばれる殺し屋に暗殺団3名の殺害を依頼する。ヨムの画策を知らぬまま、暗殺実行のため、上海から京城(現・ソウル)へと送り込まれた彼らには、非情なまでの運命が待ち受けていた…。


独立軍最高のスナイパーにチョン・ジヒョン。
冷徹な臨時政府の警務隊長ヨム・ソクチンにイ・ジョンジェ。
殺し屋“ハワイ・ピストル”役にハ・ジョンウ。
「ベルリン・ファイル」では北朝鮮側の夫婦を演じた二人がチョン・ジヒョンとハ・ジョンウが女スナイパーと殺し屋に。
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→[動画] チョン・ジヒョン&イ・ジョンジェら主演映画「暗殺」キャラクター映像

公開まで1ヶ月あまり。
一人勝手にハ・ジョンウ祭でもいたしましょうか。
まずは、未見だけど、世間では面白いと評価の高い「悪い奴ら」
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「テロ、ライブ」も面白そう。
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そしてそして、劇場鑑賞してノックアウトさせられた「哀しき獣」
生きることの重さ、そして愛しさ、切なさがハ・ジョンウが演じる一人の男を通して滲み出るように伝わってくる。
黄河。そして人知れず死んでいった一人の名もなき男の人生。
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そして絶対に外せない「チェイサー」
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それからイ・ジョンジェ主演の「新しき世界」も興味あり。
潜入捜査モノで「インファナル・アフェア」もどきかと思いきや、どっこい、そんなコピーでんでんで終らないのが今の韓国…みたい。
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それからテレビドラマで毎週放送の「マスケティアーズ~パリの四銃士」(NHK・地上波)も面白くってすっかり嵌まっているし、
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「メンタリスト~ファイナルシーズ」(CS・スーパードラマTV)も観ないといけないし、
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会社から家に帰ってきてからの時間って限られているから、
なんやかんや、バタバタと忙しいこと。


Machi。
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by machiiihi | 2016-06-10 13:25 | 映画

映画「若葉のころ」

見て!
見て!
絶対に見て!
そんな風に会う人ごとに勧めたくなる台湾映画「若葉のころ」
公式サイト→http://www.wakabanokoro.com/
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台湾映画で、とりわけ青春という時間を描かせたら
どうしてこんなにも瑞々しくって、伸びやかで、あるがままに美しいんだろう。

なんなんだろう
台湾映画だからこその、この映像から放たれる感性は


頑なぐらいに一途で
泣きたいくらい優しいくせに
それでいて惨酷で、

そんな
もう子供のように無邪気なころは過ぎて
大人になるには無垢すぎて

そんな時代
心の片隅に、痛みとともに突き刺さったまま、止まったままのあの時間
柔らかかったあの時間、

そんな一瞬、一瞬の心模様を映像で描きあげた作品「若葉のころ」

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Machi。
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by machiiihi | 2016-06-06 13:23 | 映画

映画「王の涙…イ・サンの決断…」

WOWOWOにて視聴

デジタル撮影になったからかなぁ
小さなモニターでチェックするのもあるんだろうなぁ。
劇場スクリーンでは隙間だらけのように思えた作品が、テレビ放映されてテレビ画面で見ると、あらっ、案外と面白いわねって思える作品が結構多い。

フィルム撮影時代の作品って、テレビ画面でみるとやはり物足りない。
やっぱりスクリーンで観ないと!って思うのがほとんど。

だからかな
どうなんだろうなぁ? 
それだけ?!
公開作品でそんなふうに思える作品に関しては、
「ともかく観に行こう」から「時間があれば観に行こう」や「WOWOWでいいか」って思えて、そのまま上映終了ってのも多くなっている。


この作品も、予告映像がなかなかに良かったから観に行こうかなとは思いつつ、たしか昨年末公開で、大阪では、ちょっと足を伸ばす圏内1館だけの上映だったし、でスルーとなった作品。
WOWOWで放映していたので早速に。
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すぐれた政治手腕を発揮する一方、生涯にわたり反対勢力からの刺客による暗殺未遂が絶えなかった波乱の人生を送ったとされる、李王朝第22代国王イ・サンの暗殺計画「丁酉(チョンユ)逆変」をめぐって、史実にフィクションを交えて、暗殺が実行されようとした一日を描いた作品。

「イ・サン」については韓国の放送局MBC開局46周年の特別企画ドラマとして製作された全77話というのを見ていたから、イ・サンの置かれた境遇や当時の政治背景といった予備知識があったから、この作品の相関関係もわかって観れたけど、それがなかったら内容把握は難しくないのかな?って気もするけど……


ヒョンビンの兵役復帰第一作でもある。
私はいわゆる韓流ファンでもないので、そういう情報には疎いのだけれど、
今までのどちらかというと柔なイメージから脱皮したいという意欲作でもあるんでしょうね。

韓国のj俳優って男性も女性も身長が高くスタイルもいいけど、スレンダーで、絵になる。
見る側にとっては絵になる方がいい。

突っつけば、あれこれと突っ込み込みどころはあるんだけれど、
テレビドラマとして観れば、これはこれでなかなかに見応えのある作品でした。


しかし見せ場は
冒頭でみせるヒョンビンの鍛え抜かれた筋肉がみせる肉体でしょうか。
私はマッチョは好みではないけれど、ヒョンビンのは筋肉ムキムキではなくってあくまでもスレンダーで均整が取れた筋肉が好ましい。
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ヒョンビン
兵役復帰作
逞しくなったヒョンビンの魅力満載のプロモーション作品…かな(笑)。
でも、
2時間ちょっとのドラマ。
中だるみなく最後まで見せてくれました。
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Machi。





 
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by machiiihi | 2015-11-19 10:14 | 映画