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マチの、映画と日々のよしなしごと

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タグ:映画:ア行 ( 29 ) タグの人気記事

映画「イレブン・ミニッツ」

女たらしの映画監督、やきもち焼きの夫、刑務所から出てきて間もないホットドッグ屋、強盗に失敗した少年など、現代の大都会で事情を抱える11人の男女と1匹の犬。午後5時から5時11分まで、わずか11分の間にそれぞれの人生が絡み合い……。
11分の間の出来事という設定と予測不能なラストが見どころ。
というのがこの映画のキャッチ

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監督はイェジー・スコリモフスキー。
ロマン・ポランスキー監督作品で、私のお気に入り映画の一つ「水の中のナイフ」の脚本家でもあり、
前作のヴィンセント・ギャロ主演の「エッセンシャル・キリング」なども私の好きなテイスト。


で、本作
う~ん、
どう観ようかな~~
監督の実験的な取り組み、意欲作ってところなのかな。


ただ、予測不能ってことなんだけど、
まぁ、日常よくあるちょっとした、どっちかいえばお笑いネタにでもなりそうなことが引き金で連鎖反応を引き起こす……
予め決められた(もちろんフィクションだからストーリーに則ってるわけなんだけど)というか、とってつけたようなラスト展開で……
思わせぶりっぽいのも、なんだかなぁ。
って、そんな風に私には見えてしまいました。


私的にはポール・トーマス・アンダーソン監督の「マグノリア」(1999年)
ロサンゼルスを舞台に、一見関係のない男女9人の24時間を描く群像劇で、突如カエルの雨が空から降ってくるというラスト。それが引き金で、彼らの凝り固まって人生が、時間が突如風穴があいたように揺れ動かされるという、なんとも衝撃的な幸福とも呼べるこんなのは好きだなぁ。
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それからアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥの初監督作品「アモーレスペロス」(2000年)
無関係な3つの物語が、突然の交通事故によって重なり合う……
これは大好き。
発展途上国のメキシコで制作費200万ドルでこのクオリティー!
やっぱりハリウッドもいいけど原点に戻って映画制作をって思ってしまう。
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マチ。
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by machiiihi | 2016-08-29 10:13 | 映画

映画「暗殺」

日本統治下にあった自国の歴史、時代を生きた者たちの声無き思いを丁寧に描きつつ、かつ堂々のエンタテイメント作品。
激動の時代を背景にした人間ドラマは、やはり血が騒ぐものがある。


セリフはいたってシンプル。
ごちゃごちゃとヒューマンチックな薀蓄語らず、熱き思いを映像に叩きつけている。
良かったです。

登場人物、とりわけ主役3人、いい面構え、目線の据わっていること。
ほんと大人の顔している。
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1910年大日本帝国による韓国併合から、第二次大戦で日本が無条件降伏をした1945年までの35年間、日本統治下にあった朝鮮。
日本帝国の支配に抵抗し上海で臨時政府を樹立し朝鮮独立をめざす者たち、時の権力と手を結び冨を手中に収めんとする親日派たち、そして抗日派と親日派の間を巧みに暗躍する者たち。

そして日本においては無条件降伏の時が、朝鮮にあっては独立解放の悲願の時であっただろうけれど、彼らの歴史を見ると日本統治下から連合国軍の軍政下におかれ、冷戦を背景に資本主義陣営(アメリカ合衆国)と共産主義陣営(ソビエト連邦)による朝鮮分割がいまも続いているという現実、彼らの背負ってきた歴史を見ると、この作品で描かれている独立運動に身を投じた者たちがどれほどの重みと思いを背負ってこの時代を闘かってきたか、そんな彼らに思いがいく。


「怖くないのか?」
「親日派の連中の一人や二人殺しても何も変らないだろう?」
そんな問いかけにチョン・ジヒョン演じる独立軍スナイパーのアン・オギュンは答える
「怖いわ」
「何も変らない。でも闘っているということを伝えなければ」


感傷に浸り、泣き言を言って立ち止まっている余裕も優しさも許されるような状況ではなかった時代
前に向かって歩き続けるという逞しさが、彼らのDNAに刻み込まれているのかも知れない。

胸に滾る思いはセリフではなく、映像に叩き付ける。
本作に限らず、韓国映画をみていると、映像に対する彼らの矜持のようなものを感じる。


独立軍が送り込んだ暗殺グループが日本政府要人と親日派の暗殺を企てる。
映画の山場は、1930年代の京城(現在のソウル)。日本統治の象徴とも言えるモダンな「三越百貨店」を舞台に繰り広げられる凄まじい銃撃戦。
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女スナイパー、アン・オギュン
そして彼ら暗殺グループの殺害を請け負ったハワイ・ピストルと飛ばれる殺し屋。

チョン・ジヒョンとハ・ジョンウ
上海のホテルのラウンジで敵同士と知らず偶然に出会った二人。
そして互いに銃を向け合う形で再会した二人。

映画「ベルリン・ファイル」では夫婦役を演じた二人。
ベルリン・ファイルでは妻を守りきれず死なせてしまったが、
本作では、惹かれるものもあっただろうし、そして同じ痛みを背負うものとして通じ合うものもあっただろう、かっこよくも彼女を守り抜く。

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この画像ってどういうシチュエーション?って思っていたけれど映画見て納得。
そして、ハワイ・ピストルが彼女と交わした最後の会話
「上海で会えるよ」
「どうして上海?」
「あそこで俺たち夫婦だっただろう」
こんなシンプルで淡々としたセリフに、苛酷な運命を生きる者にとってひと時の安らぎ、見果てぬ思いが切々と伝わってくる。
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余談だけど「ベルリン・ファイル」で妻役の彼女の亡骸を抱いて、弾かれたように、行く宛ても見えないまま荒野をひたすら走り続けるシーンは良かった。
「イングリッシュ・ペイシェント」で恋人の亡骸を抱いて泣きながら歩き回るシーンがあって、こんな風に男が泣きながらのシーンで様になるのはレイフ・ファインズなればこそだと思っていたけど、「ベルリン・ファイル」のハ・ジョンウのこのシーンはそれ以上。愛するものを守りきれなかった男の悔恨、絶望、言葉にできないほどの痛みがズームアウトした映像からひしひしと伝わってきた。
ハ・ジョンウ。
まったく彼の演技にはずれ無しって改めて思う。


そして臨時政府の警務隊長であり、日本政府の密偵でもあり、激動の時代をまんまと生き延びたヨム・ソクチンを演じたイ・ジョンジェ。
40過ぎのまだまだ筋肉質のスレンダー体型の彼が、国賊として問われる裁判では法廷で、60代という設定の身体を見事に披露し、身体に刻まれた傷はを独立軍戦士として如何に戦ってきたかの証とばかりにまくし立てるシーンは本作での見せ場だろう。
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この作品は、朝鮮の人達にとっては38度線を境に南北分断は今も尚続いている現実がある限り、決して過去の歴史を描いた作品ではないだろうと思う。
日本人よりもはるかに歴史に敏感だろうと思う。


しかし
見事にエンタテイメント作品として描ききっているのも立派。
前作「10人の泥棒たち」はちょっと人数多すぎない?って思ったけど、本作は主役3人それぞれのドラマが巧みに料理され、いい味を出している。

今週末にもう一度、おばと一緒に観に行ってきます。
ハ・ジョンウもいいし、チョン・ジヒョンがまたいいんよねぇ。

とにかく、みんな大人の顔してる!
オーバーアクションや表情をしなくても、
多くのセリフで語らずとも目線で語れる。
何よりもリアルな説得力がある。


マチ。
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by machiiihi | 2016-07-25 14:22 | 映画

映画「AMY」

2011年7月23日、薬物過剰摂取により27歳で死去したイギリスの歌手エイミー・ワインハウスのドキュメンタリー。
監督はアイルトン・セナのドキュメンタリー「アイルトン・セナ 音速の彼方へ」のアシフ・カパディア。
エイミー・ワインハウスという一人の女性を真摯に描いた本作も素晴らしい作品。


エイミーの音楽
彼女の歌声
歌うことが大好きで、尖った気性の一人の少女が、スターへと持ち上げられ、
どんどん彼女が切り裂かれ、壊れていく映像、
それでも変らぬ彼女のソウルフルな歌声
エイミー・ワインハウスという、歌姫と呼ぶべき一人の女性の27年間の短い人生が濃密に描かれている。


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彼女にドラッグを教えた恋人や、そして血と親もだろう。エイミーという金のなる木に群がる人々についてはあえて触れずにおこう。


彼女の素晴らしい歌と声が穢されるから。
そう思える映画だった。

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マチ。
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by machiiihi | 2016-07-19 10:09 | 映画

時間を巻き戻して…「王の運命~歴史を変えた八日間~」そしてソ・ジソブのことなどを少し

時間を巻き戻して、書き綴りましょう。



「王の運命~歴史を変えた八日間~」
イ・サン役でソ・ジソブが出ているって言うんで公開直ぐに観に行った。
もう一月も前のこと。
観た映画をせっせっせとブログアップする気も失せてきた、というより、立ち止まって、あ~だこ~だって映画を語らずともいいやんか~って気分のこの頃。
そんなん書いてる時間あれば、ソ・ジソブを眺めていようと、早い話がミーハーするのに忙しくって……(笑)


「王の運命~歴史を変えた八日間~」
李氏朝鮮21代国王である英祖と、父でもある英祖によって、米櫃に閉じこめられ餓死した王位継承者である世子。父が閉じ込められた米びつに縋り、祖父である王に泣きながら許しを乞った幼きイ・サン。祖父に継いで第22代王正祖となり、ジソブが登場するラストシークエンスは10分間にも満たないんだけど、父の墓前で涙し、汚名を濯ぎ、父をしのび舞う姿、そしてジソブの悲哀を帯びた目が、作品に静謐と重厚感を与えたんじゃないかしら。
ラスト数分間だけでも、これだけでも充分に満足っていってもいいほど。

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世子役のユ・アインも頑張ったけど
ちょっといささかエキセントリック過ぎて
ソン・ガンホ相手に余裕がないって感じだったなぁ。

そしてラストに登場のソ・ジソブ。
祖父であり先王でもあるソン・ガンホと並んでも存在感ありました。
「本作は世界に名の知れた韓国実力派のベテラン俳優ソン・ガンホという大俳優の映画。自分が最後を飾るのは負担だったからという理由でノーギャラ出演を取り付けたうえで、出演を決めた」とか。

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で、こんから6月、7月は一人勝手にソジソブ祭りしてました。
ちょうどBS朝日でドラマ「主君の太陽」(全17話)がまたまた集中放送してたしね。
ネットフリックスやらアマゾンプライムビデオやらHuluやらを駆使して過去作品を集中視聴。
重たい重たい「カインとアベル」(2009年/全20話)や終盤は涙涙の「ごめん、愛してる」(2004年/全16話)
映画「ただ君だけ」はサンマルクカフェで充電しながら、友人と二人イヤホンを片方ずつつけて私の iPhone6s Plusで集中視聴。最後は二人で鼻をぐつぐつすすりながら、こんなラブストーリーにええ気分で帰路につくという、とっても素敵なこんなひと時。
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「映画は映画だ」は映画作品としても好きだし、監督やスタッフのインタビューなども特典映像【本編とは別のディスク)としてあったのでDVD購入したので、まぁ見直すことったら!
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目下、映画「軍艦島」を撮影中だとか。
軍艦島と呼ばれる端島。
映画「007スカイフォール」で廃墟の島デッド・シティのモデルとしても話題となった島。
2015年に世界遺産に登録されたけれど、労働力として日本の統治時代下の朝鮮人や中国人捕虜の強制連行・強制労働という負の歴史も背負っている。集団移入による採鉱夫のほとんどが朝鮮人に置き換えられたという。朝鮮人労働者は納屋、中国人捕虜は端島の南端の囲いの中にそれぞれ収容されたという。
そんな端島で、強制徴用された挑戦人たちが、命をかけて脱出を敢行する物語を描いた作品。
彼らがどのように描こうとしているのか分からないけれど、日本にとっては、しかし、向き合わないといけない歴史の事実でもあるだろう。
公開されたら観に行くつもりでいる。


今までの韓国映画って、日本で公開される映画だけしか知らないけれど
「自らを語る」というところから、日本統治下における自ら、歴史の中の自らを語り出した。
そういうレベルまで韓国社会は映画という世界においても成熟、いや、そこまで追いついてきたんだと思う。

そうなると、
キャラとキャラがホンネでぶつかり合い、そしてエンタテイメントに徹して描ききる韓国映画のパワーはますます面白くなるだろうって、そんな気がするなぁ。



マチ。
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by machiiihi | 2016-07-12 10:57 | 映画

再び「暗殺・リトビネンコ事件」

昨晩から今朝にかけて報道されていた「殺害にプーチン氏関与の疑い」のニュース。


「殺害にプーチン氏関与の疑い 英報告書にロシア反発
イギリスに亡命したロシアの治安機関の元職員が10年前に放射性物質によって殺害された事件を調べてきたイギリスの調査委員会は、プーチン大統領が事件に関与した疑いがあるという報告書をまとめました。」というもの。

→こちらの記事

もう8年前になるんですねぇ。
2008年2月に観たドキュメンタリー映画「暗殺・リトビネンコ事件」がそう。

ずっと調査されていたんですね。
この事件も含め、イギリスとロシアの関係
どうなるのでしょう。
ネットやメディアを通しての情報だけですが、見ていきたいものです。

Machi。
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by machiiihi | 2016-01-22 16:03 | 映画

映画「ある過去の行方」

これもwowow視聴。
録画したままだったのが、ようやっと視聴。


こういう、気持ち的にしんどい作品をわざわざ映画館まで観に行こうというタフさが最近薄れてきている。
とはいってもハネケ作品だったらテーマがどんだけ重たくっても観に行くんですけどね。

どうもね
アスガー・ファルハディ監督のって、観ながらしんどさ感じるんよね。
相性もあるのかしら。

本作品も、登場人物たちそれぞれの動きをずっと見守り続ける役割を観る側は背負わされ、一瞬たりとも目を逸らさせない手腕はさすがなんですけどね。
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一人の女性と二人の男性。
そして大人たちの間で揺り動かされる子供たち。
フランス人の妻マリー=アンヌと別れて4年。
今はテヘランに住むアーマドが正式な離婚手続きをとるためにパリに戻ってくるが、マリー=アンヌはすでに新しい恋人サミールと彼の息子、娘たちと新たな生活をはじめていた。
しかし、娘のひとりがアーマドに告げた衝撃的な告白から、妻と恋人、その家族が背負う過去と明らかにされなかった事実が次々と浮かび上がる――。



見ていて苛つくの
マリーの言動に
あれこれ突っ込みたくなる

そこまで言うか?!…
それでいて、妙に口をつぐんでしまうし…
ちょっと自分本位過ぎないか 今のセリフ…
怒る前に、ペンキの缶を床に置きっぱなしにするなよな…
吐き出したアンタはいいけど、吐き出されたこっちはどうなんよ…
あれこれ……
ヨーロッパ映画とりわけフランス映画なんかみていると、こういう突っ込みいれたくなる経験が何度かある。
そこまで言うからこうなるんだろう
そこまで言ったらもうお終いよって
こんな風に思うことも良くある。
これって国民性の違いなのかしらって思っていたけど
やっぱりそうみたいね。
これを読んで納得!
そうなんだ~
「ほぼ日刊イトイ新聞 - バブー&とのまりこのパリこれ!」から、「言いたいこと言って喧嘩してもだいじょうぶ?!」


とはいってもね、観ていると無理やり男と女のズレやトラブル状況を作り出しているみたいな……
テーマはそういうんじゃなくって、私のは枝葉末節なんだろうなって思うけど……

案外と作り手側の意図としては、見る側が感じるこういう理不尽さを描き出そうとしてるんだろうけど…
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じっと最後まで観てしまったけど、
作品の良し悪しどうこうよりも、やっぱり、あまり好みではないって、いうより苛ついてしまうなぁって、
見終わって改めて思った。
相性が合わないってことにしておこう。
以降も気になる役者が出ていれば見るでしょうけどね。
今回も、「アーティスト」で高く評価されたベレニス・ベジョがマリー役でカンヌ映画祭女優賞を受賞したということで見た作品。


Machi。
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by machiiihi | 2015-11-19 11:43 | 映画

映画「王の涙…イ・サンの決断…」

WOWOWOにて視聴

デジタル撮影になったからかなぁ
小さなモニターでチェックするのもあるんだろうなぁ。
劇場スクリーンでは隙間だらけのように思えた作品が、テレビ放映されてテレビ画面で見ると、あらっ、案外と面白いわねって思える作品が結構多い。

フィルム撮影時代の作品って、テレビ画面でみるとやはり物足りない。
やっぱりスクリーンで観ないと!って思うのがほとんど。

だからかな
どうなんだろうなぁ? 
それだけ?!
公開作品でそんなふうに思える作品に関しては、
「ともかく観に行こう」から「時間があれば観に行こう」や「WOWOWでいいか」って思えて、そのまま上映終了ってのも多くなっている。


この作品も、予告映像がなかなかに良かったから観に行こうかなとは思いつつ、たしか昨年末公開で、大阪では、ちょっと足を伸ばす圏内1館だけの上映だったし、でスルーとなった作品。
WOWOWで放映していたので早速に。
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すぐれた政治手腕を発揮する一方、生涯にわたり反対勢力からの刺客による暗殺未遂が絶えなかった波乱の人生を送ったとされる、李王朝第22代国王イ・サンの暗殺計画「丁酉(チョンユ)逆変」をめぐって、史実にフィクションを交えて、暗殺が実行されようとした一日を描いた作品。

「イ・サン」については韓国の放送局MBC開局46周年の特別企画ドラマとして製作された全77話というのを見ていたから、イ・サンの置かれた境遇や当時の政治背景といった予備知識があったから、この作品の相関関係もわかって観れたけど、それがなかったら内容把握は難しくないのかな?って気もするけど……


ヒョンビンの兵役復帰第一作でもある。
私はいわゆる韓流ファンでもないので、そういう情報には疎いのだけれど、
今までのどちらかというと柔なイメージから脱皮したいという意欲作でもあるんでしょうね。

韓国のj俳優って男性も女性も身長が高くスタイルもいいけど、スレンダーで、絵になる。
見る側にとっては絵になる方がいい。

突っつけば、あれこれと突っ込み込みどころはあるんだけれど、
テレビドラマとして観れば、これはこれでなかなかに見応えのある作品でした。


しかし見せ場は
冒頭でみせるヒョンビンの鍛え抜かれた筋肉がみせる肉体でしょうか。
私はマッチョは好みではないけれど、ヒョンビンのは筋肉ムキムキではなくってあくまでもスレンダーで均整が取れた筋肉が好ましい。
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ヒョンビン
兵役復帰作
逞しくなったヒョンビンの魅力満載のプロモーション作品…かな(笑)。
でも、
2時間ちょっとのドラマ。
中だるみなく最後まで見せてくれました。
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Machi。





 
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by machiiihi | 2015-11-19 10:14 | 映画

映画「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」

原題は「A MOST VIOLENT YEAR」
ベトナム戦争後の荒廃を引きずり、犯罪件数がピークに達したという記録が残る1981年のニューヨークが舞台。
生き馬の目を抜くオイル業界で、クリーンなビジネスを信条にオイルカンパニーを築きあげた移民のアベル
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アベルにはコーエン兄弟の「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」で俄然注目されたオスカー・アイザック。
その妻アナにはジェシカ・チャステイン。


成功の一歩手前に来て、崖っぷちに指先一つでぶら下がるところまで追い詰められた男の、這い上がれるか、失墜するか。
ストーリーそのものよりも、崖っぷちの緊迫した状況に置かれたオスカー・アイザックと妻役のジェシカ・チャステイン二人の大人の演技に見応えあり。



Machi。
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by machiiihi | 2015-10-05 14:33 | 映画

映画雑感その1「あの日のように抱きしめて」

書くほどのところまで行かなかったけど、「キングスマン」をアップしたついでというか、勢いで、この間で見た映画の雑感をちょっと綴ることに。
何本か暑さ負けて見逃したし、暑さを押してまでみたいほどではってスルーしたのもある。


まずは「キングスマン」の前に見たのが終戦直後のドイツを舞台にした「あの日のように抱きしめて」
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1945年ドイツ・ベルリン、顔に傷を負いながらもアウシュヴィッツ強制収容所から生還した妻と、変貌した妻に気付かない夫。
愛する夫に会いたい。
あの頃のように、彼のピアノで歌いたい。
妻はそう願い続け、酒場で働く夫を見つけた。
しかし夫は気づくどころか、妻になりきって妻の遺産を相続しようと持ちかけてきた。


ちょっと面白そうなストーリー
どういう展開になるのかしらと、ちょっと期待しての鑑賞。


途中までミステリアスで面白かったけど、
後半、
夫が妻と分からずに接触し始めてからが見せ所なのに、
着想に頼りすぎたのかしら、
細切れ、尻切れトンボ状態でラストまで。
静かに終るあのラストは捨てがたく、ここに至る描きようによっては見る者にエンドロールが終るまで席に座らせ続けるだけのいい味を醸し出していたかもねって思うと、ちょっと残念。


こういうのって、見ている側に?って思わせたらダメなのよね。
そういうスキを感じさせたらダメなのよね。
その気にさせて最後まで見るものを惑わせて、作品世界に引きずり込まないと。
それは、演じる役者の力もあるし、
監督の力量でもあるし、
なによりも脚本の力でしょうねぇ。


この映画、ヒッチコックの「めまい」を彷彿とさせるって評もあるけれど、
やっぱりヒッチコックは上手かった!って、つくづく思う。
「めまい」
ストーリーも充分に分かっているんだけど、何度見ても飽きないし、ドキドキせられる。


マチ。
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by machiiihi | 2015-09-15 09:36 | 映画

「マッドマックス」「チャイルド44」そして、そして「オン・ザ・ハイウェイ」トム・ハーディ三本締め★★★

「最近、面白い映画観に行かれました?」
「ときめくのが無いのよね~」
「ですよね~」
ランチタイムのお気に入りの喫茶店でのウェイター君と私との間で何度か交わされた最近の会話。

なんですよね
ときめくほどのが無くってね~。

「ハンガーゲーム」のファイナルは、2で、なんだか観る気が失せていて、ファイナルあったんだ~って思い出したほど。
ときめかずで劇場鑑賞スルー。
「チャッピー」も結局観に行かなかったなぁ。

ちょいと前に広瀬すずちゃん可愛くって「海街ダイアリー」観に行った。
邦画にとんと疎い私だから、
綾瀬はるかってこんな女優なんだ~。
長澤まさみってこんなキャラなんだ~。
夏帆ちゃんっていい感じ。
4人姉妹を演じた彼女たちには好感度。
広瀬すずちゃんのこのドキッとする可愛さって、「少女」という子供から大人へと移ろう瞬間だからこそのものでしょう。「レオン」の時のマチルダを演じた、あのナタリー・ポートマンみたいに。

しかし、やっぱり。
加藤治子・ 八千草薫・ いしだあゆみ・ 風吹ジュンが4姉妹を演じた向田邦子の「阿修羅のごとく」が、いまも脳裡にこびりついているあのテーマ曲、トルコ軍行進曲とともに思い出され、もう一度観たいなって思うのは何故?
ジェネレーション・ギャップってところでしょうか。
 4姉妹の仲の問題児だった末っ子を演じた風吹ジュンが、4姉妹をあたたかい眼差しで見守る洋食屋のおばさんってのも時の流れねぇ~
こんな風に映画観に行こうトーンが地すべりみたいにダウンして、観たい映画が無い無いってグダグだとぼやいている間に、7月に入って、
気がつけば、

トム・ハーディ主演作品3本一挙公開

世界が崩壊した近未来を舞台にした
■「マッドマックス 怒りのデス・ロード」Mad Max: Fury Road
ロシアがソ連だった時代を舞台にした
■「チャイルド44  森に消えた子供たち」Child 44
そして現代
■「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」Locke


寄り道カフェ時代の取り急ぎで…観た映画の感想を↓ でも書いたけど……
■「ブロンソン」
日本未公開作品。
監督は「ドライブ」でカンヌ映画祭監督賞を受賞し、女性客をノックアウトさせ、一躍メジャーな存在となったニコラス・ウィンディング・レフン。
全編ほとんどが刑務所の、しかも独房の中が舞台の映画。公開しても観る人間はコアな映画ファンに限られるだろうと思われての日本未公開だったんでしょう。
でも、私、色気もトキメキも胸キュンも一切無い作品だけど、私、「ドライブ」よりもこっちの方が好きかも。
なんたってトム・ハーディが断然いい!
トム・ハーディの役者ぶりには参りました。
マッチョは苦手だけど、そんなマッチョも気にならないほどのトム・ハーディのリアルな演技!

私、きっと、この「ブロンソン」で、役者トム・ハーディに惚れ込んじまったのかも。

この後「ブラックホーク・ダウン」でまだまだひ弱だった頃の彼を探し、「裏切りのサーカス」でリッキーに焦点絞って再見し、好みじゃないけど「Black & White/ブラック & ホワイト」なんぞも見たし、「欲望のバージニア」は公開と同時にイソイソと劇場まで。

次は、どんな表情で、どんな演技を魅せてくれるのかしらって、思わせてくれる役者。

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「マッドマックス」観るのは本作が初めて。
ミラー監督はまだ作るって言っているらしいから、以降もトム・ハーディがマックス役なら観に行く。
当然監督はジョージ・ミラーでしょう。
彼以外に誰が監督できる?!
CG一切なしだからこその、このド迫力のリアルな映像!
2時間ノンストップのハイテンションって 凄い!
仮面をとったトム・ハーディの力強くも優しい目!
片腕の女戦士シャーリーズ・セロンがカッコいい!で★★★★★
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…………………………………………………………………………………………………………………………

ソ連MGBの軍人を演じた「チャイルド44」
時代の、独裁国家の恐怖を見事に描き出していたけどけど、なにゆえ、今?って観ていて思った。
穿った見方かしら。
MGBのボス役にヴァンサン・カッセル。左遷された先の上司にゲイリー・オールドマンなんだけど違和感なしはさすが。ただ妻役に ノオミ・ラパスってのがちょっと?
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胸の奥に熱い魂を、無骨なまでに一途に持ち続けているってのがトム・ハーディ演じる男たちに共通するものかしら。

…………………………………………………………………………………………………………………………

「オン・ザ・ハイウェイ」のアイヴァン・ロックも然り。
映像に登場するのはロンドンに向かう夜のハイウェイで車を走らせるアイヴァン演じるトム・ハーディだけ。
ハンドルを握る彼と、自動車電話を通して彼が会話する者たち。
トムが演じるのは、砂漠の中を這いずり回る熱き戦士でも、非情な時代を生きる軍人でもなく、子供の父親として誠実でありたいと、あらんとする一人の普通の男。
今までの彼とはまた違う普通の男。
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一人芝居は「ブロンソン」でも見せた彼の真骨頂。
「ブロンソン」で彼が見せたこの一人芝居にやられたのが私。
劇場未公開だけど、レフン監督の「ドライヴ」とトム・ハーディ出演の「ダークナイト ライジング」のヒットでDVDも発売されたから機会あったら是非「ブロンソン」も観て欲しい。wowowでもう一度放映してくれないかしら。

トム・ハーディ3本
どれも外れなしの3本
一気鑑賞

しばらくはアドレナリン上々でいい気分。
トム・ハーディ
ほんと いい役者。
作品と演じる役において期待を裏切らない役者って気がするな。
そうあり続けて欲しいと思う。


マチ。
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by machiiihi | 2015-07-08 13:32 | 映画