昭和の日なる祝日4月29日に、
筍料理を楽しみに、京都・東向日にある「うお嘉」まで、母たちと行ってきました。
お部屋に入ると床の間に
つい微笑みたくなるお多福さん。
おこしやす~
仲居さんに尋ねると
今年は雨が多く、根ぐされもあったそうです。
旬はやぱり4月中でしょうか。
5月にはいると、刺身などは筋が出てくるんだそうです。
朝掘りだから、本当に柔らかくて、卒寿の母も、今年も元気に美味しく筍を食べられました。
頂いたのは「うお嘉のたけのこ料理を余すことなく味わっていただける」という匠コース。
メインメニューは変わらないけれど、その中に毎年の創意工夫のある品もあり、
今年も一品一品美味しく頂きました。
お品書き、詳しくはこちら。
今回、とりわけの感激は、うお嘉の隠れメニュー「筍の姿焼き」
たけのこ会席料理の焼物をプラス5000円でアップグレードというもので、一人分だけ、「木の芽焼き」をこの「姿焼き」にしました。
長さにすると25~30cm位だったかしら。
筍まるまるを焼いてあるので、柔らかい姫皮などは、まるで魚のアラ煮の身をせせるようなノリで、ここも柔らかい! ここ美味しい! と、まぁ姦しいこと。
筍まるまるだから、4人でもこれ一つで大いに堪能。
「木の芽焼き」は持参のタッパーウェアに入れて、我が家のお土産に。
木の芽焼き
蛇足だけれど、お店のお写真だと2つだけど、筍入り鯛ちまき寿司は1人1つでした(笑)。
このあとにまだ筍ご飯もくるから一つで充分。
酢飯が口中をさっぱりさせてくれました。
それから、お写真がなかった酢の物「たけのこ酒蒸し 蒸しアワビ 若布酢 防風」はこちら
それから、それから、
デザートにあった一品「筍とうふ炭流し」って、
これは何?
手前のマーブル模様のキューブがそう
本当は2つあったけど、「美味しい!」の声に思わず反応して、写真撮る前に1つ食べてしまったの。
筍を細かく刻み、クリームチーズとあえて、竹炭を流し込んだという「筍とうふ炭流し」。
この関連で、
こんな楽しいブログみつけました。
デザートの一品のこんな創作メニューに、料理長の手抜きしない姿勢が感じられて、こういうのはちょっと嬉しいなぁって思う。
この日の天候は、ところにより一時雨という予報だったからか、カンカン照りではなくって薄曇りで、吹く風も爽やかないいお日和。
母とのこうした時間も、だんだんとカウントダウンに入ってきたみたいだけど、
来年も、またこうして、こんなブログが書けますように!
Machi。